アートと豊かな自然の町 津奈木（つなぎ）｜建築を学ぶ学生が案内する熊本県内の魅力
こんにちは。旅行が好きな熊本の大学生hanaです。
大学生にとって、長期休暇の期間は旅行へ行く絶好の機会ですよね。
私自身、せっかくだから遠出したいなという気持ちで、休み前のテスト期間から県外や海外への旅行の計画をよく練っていました。
しかし、コロナウイルスが流行し、海外はもちろん県外への外出も難しくなってしまいました。
このような状況の中、旅行に行きたいな～と考えながら過ごしたおうち時間は、遠くに行けないなら近くではどうだろうと、熊本県内の魅力を再発見する時間になりました。
津奈木町
ここで、私が再発見した熊本県内の魅力の1つとして津奈木町について、5つのスポットを通して紹介します。
熊本県南、熊本市内から高速道路を使って1時間半ほどの場所に津奈木町はあります。
津奈木町では、水俣病の地域再生を美術に託し1984年から緑と彫刻のまちづくりが行われました。2001年にはつなぎ美術館が開館し、過疎地域における美術の価値や可能性を問う新たな試みとして、さまざまなアートプロジェクトが行われています。
①津奈木駅
町の玄関口である津奈木駅へは、八代駅から肥薩おれんじ鉄道へと乗り換えて約1時間で到着します。
津奈木駅のおすすめポイントは、アートプロジェクトとして行われた「つなぎの根っこ」の作品です。駅構内にもありますし、駅前の道にも約500メートルにわたって描かれています。
②つなぎ美術館
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町での芸術活動の中心となるつなぎ美術館。津奈木駅から徒歩約１０分の場所にあります。熊本県ゆかりの作家による作品や津奈木町でのアートプロジェクトに関する展覧会が一定期間ごとに行われています。
営業時間：10:00~17:00(入館は16:30まで) 定休日：水曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始(12/29~1/3)※臨時休館の場合もあり
公式ホームページはこちら
③つなぎ町物産館グリーンゲイト
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津奈木町の特産品を買うならこの場所。野菜、フルーツ、海産物など津奈木産のものを購入することができます。
私のおすすめは、スイートスプリングというミカンのジュースと、津奈木町の酒蔵である亀萬酒造でつくられる日本酒です。
そして、このグリーンゲイトの建物は、熊本アートポリスプロジェクトとして計画された建物！建築好きな人も必見です。
営業時間：9:00~18:00 定休日：毎月第一水曜日
公式ホームページはこちら
熊本アートポリスプロジェクトとは？>> 熊本県ホームページへ
④あん・さんく
つなぎ町のケーキ屋さんで、津奈木の食材を使ったお菓子も販売されています。ここでお菓子を買って、後に紹介する赤崎小学校で海を眺めながら食べる、という楽しみ方もおすすめです。
営業時間：10:00~19:00 定休日：水曜日
公式ホームページはこちら
⑤赤崎小学校
校舎の半分が海の上に建てられ、潮位が上がると海の上に浮かんでいるように見えるため、海の上の小学校とも呼ばれています。
現在は耐震上の問題により校舎内への立ち入りは禁止されていますが、外観の見学はできます。
また、潮が引くと対岸の島に歩いて渡ることができるなど、他にはない魅力があります。
校舎の前に「つなぎの根っこ」が描かれているので、訪れた際には是非探してみてください。
さいごに
美術に興味がある人や、写真を撮るのが好きな人なら町中がわくわくするものでいっぱいだと思います。
ぜひ、一度は訪れてみてほしい町です。
そして最後に、たくさんの魅力を持つ津奈木町ですが、昨年（2020年）7月の豪雨で被害を受けました。
その影響で、つなぎ美術館で運用されていた山頂まで登れるロープウェイが、現在は利用が中止されています。※2021年1月現在
今は、積極的に人と交流することは難しいですが、感染対策を行なった上で町を訪れ、お土産を買ったりする中で、経済的な支援に繋がればと思います。
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