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宇城を楽しむ!不知火美術館・図書館をもっと楽しむ!|建築を学ぶ学生が案内する熊本県内の魅力

こんにちは!

学生ライターのhanaです。

今年4月にリニューアルオープンし、たくさんの人が訪れている宇城市不知火美術館・図書館。おしゃれな建物や、“スタバ”が入っていることでも話題になっていますよね。皆さんはもう行ってみましたか?

以前、別の記事でこの宇城市不知火美術館・図書館での学生活動の様子を紹介しました。今回は、美術館・図書館をより楽しむために、そして、少し足を延ばして、宇城の町を楽しむための情報をお伝えできたらと思います!

美術館・図書館をより楽しむポイント①「建物」

アルミのルーバーが特徴的な建物は、1999年に、くまもとアートポリス事業の一環として建てられました。建築家の北川原温さんの設計です。外観・天井はそのままに、リニューアルオープンに伴い内部の改修が行われ、本棚は再利用されています。

また、同じ敷地内にある「こども絵本のいえ」は、熊本地震の仮設団地で利用されていた集会施設の「みんなの家」を移築・改修したものなんだそう。知育玩具が置かれていたり、声を出してもOKな場所で、親子連れで楽しめる場所になっています。

図書館の内部空間に注目してみると、スタバのあるエリアから入り、図書室は“本の門”と呼ばれる本棚によって空間を分けられています。改修の際に、席を増やし、奥行きが広く本がたくさんあるように見える空間構成としたそうです。さらに細かなポイントとして、文学のエリアからはBGM音が消え、床にも絨毯が敷かれ、奥の部屋に行くほど静かに、読書や作業に集中できるようになっています。

利用者が過ごしやすいように工夫された空間で本との出会いを楽しんでほしいです!

美術館・図書館をより楽しむポイント②「美術館の展示・イベント」

図書館の横には、美術館が併設されています。こちらも、図書館と同じく、今年4月にリニューアルオープンしました。

8月13日~10月15日にかけて行われた企画展、「かなたをよむ:海と空のあいだのP」での展示室。

展示室では、現代アートの企画展が一定期間ごとに行われています。地域性や、図書館が併設されている、という不知火美術館ならではの企画を楽しむことができます。

また、アトリエスペースや展示室は貸し出しも行われており、地域の美術作品の展示や様々なイベントも行われています。様々な展示やイベントが行われており、事前に今行われている内容を確認してから行くと、より楽しめると思います!

不知火美術館公式Instagram:https://www.instagram.com/shiranuhibijutsukan

美術館・図書館をより楽しむポイント③「ミュージアムショップ」

図書館と美術館を楽しんだら、受付横のミュージアムショップにも注目です!“宇城から100マイル“をコンセプトに、熊本県内のアーティストや作家の作品が置いてあります。

ミュージアムショップに並んでいる雑貨を見ていると、熊本に住んでいても知らなかった熊本の魅力に気が付きます。自分用にも、プレゼント用にも手にしたくなる素敵な作品たちが並んでいます。

少し足を延ばして①「三角西港」

小泉八雲が立ち寄ったという当時の旅館を復元した「浦島屋」

宇城市にある世界遺産を知っていますか?「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」として登録された、三角西港です。宇城市不知火美術館・図書館から車で40分、電車で1時間ほどの場所にあります。明治の雰囲気を感じることのできるレトロな建物が建ち並び、海辺にあり景色もきれいな場所です。のんびり散歩をしても楽しいですし、釣りを楽しんでいる人もいます。

お土産物屋さんの”ムルドルハウス”

旧三角海運倉庫は現在レストランとなっており、しっかりと食事を楽しむこともできますし、おいしいコーヒーを飲んで休憩することもできます。また、お土産物屋さんには可愛い雑貨も売ってあります。

三角西港明治館HP:https://nishikomeijikan.jp/

三角西港内の土産物屋「ムルドルハウス」Instagram:https://www.instagram.com/murudoru__house

少し足を延ばして②「三角駅周辺」

三角西港から少し先の場所にある三角駅も明治レトロなおしゃれな雰囲気を楽しめる建物です。

そして、目の前にはらせん状の形が特徴的な「海のピラミッド」、三角港フェリーターミナルがあります。この建物も、美術館・図書館と同じく、くまもとアートポリス事業の一環で建てられました。熊本市出身の建築家、葉祥栄さんの設計です。

巻貝のような外観も特徴的ですが、中に入ってみると、コンクリートのらせん階段はすごい迫力です。

一番上まで上ることもできるので、是非一番上まで上って景色も楽しんでください!

まとめ

今回、宇城市不知火美術館・図書館をもっと楽しむポイントと、宇城の町のおすすめスポットを紹介しました。

今回、話題になっている不知火美術館・図書館を知ることで、宇城の魅力を見つけるきっかけになりました。もっとたくさんの宇城の魅力を知っている方もいらっしゃると思うのですが、建築学生の目線から、少し建物に寄った紹介になりました。(笑)

話題のスポットと世界遺産がある、宇城の町に是非遊びに行ってみてください!

 

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hana

旅行に行けるようになったら、1番に行きたいのはオーストラリア!な、理系学部M1の学生です。休みの日はついつい寝すぎてしまうのが、最近の反省です。笑
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