2/21(日)第3弾 無料配布会 開催|くまもと学生食料支援プロジェクトメンバーに会ってきた!
新型コロナウイルスの影響で、仕送りが減ったり、途絶えたり、もしくはアルバイトの収入が減ったため、苦しい経済状況の中で生活をしている学生たちがいることをよく耳にします。
そんな中、苦境の学生たちへの食料支援に立ち上がった「くまもと学生食料支援プロジェクト」。
最近ではさまざまなメディアからも注目を集めています。
そんな学生ってどんな学生たち?という素直な疑問で取材を依頼。
今回はプロジェクトの代表をはじめ、3人のメンバーに話を聞くことができました。
また、2月21日に第3弾が予定されているというタイミングの良さ!
その開催の情報も併せてお届けします。
目次
いろいろなボランティア活動で出会った実行委員会メンバー3人
くまもと学生食料支援プロジェクト実行委員長
柳生 さん(熊本大学 薬学部 1年)
大阪出身。学び、バイト、部活、そして支援活動とバイタリティ溢れる学生生活を送っている。
家賃・生活費そして学費も自身でまかなっている。
戸上 さん(熊本大学 教育学部 1年)
熊本県松橋町出身。学びと音楽を融合した教育メソッドを生み出したいと語る。
柳川 さん(熊本学園大学 社会福祉学部 2年)
熊本県益城町出身。熊本地震で被災したふるさと益城町で社会福祉士として活躍するのが夢。
・支援活動をはじめたきっかけは何ですか?
他県での学生支援をメディアやSNSで見掛け、自分でも何かできないか?という思いから食料支援がはじまりました。
賛同してくれたメンバーは人吉豪雨災害をはじめとしたいろいろなボランティア活動や大学の先生の紹介で繋がったメンバーたちです。
県外から学ぶために熊本へ来た学生は我が身のこととして、県内で自宅から通うメンバーは日頃から地域のボランティア活動に参加しているメンバーだったので理解してくれるのも早かったです。
・次回開催で3回目ですね。広がりを感じますね?
去年の12月13日に初開催して103名、年が明けて1月30日に2回目を開催して380名の学生が利用してくれました。
今回は熊本県やJAさん、県民共済さんなど企業や団体からの協力をはじめ、多くの方々からさらにたくさんの物資をいただいて、正直どれくらい集まってくれるか分からないんですが、さらに多くの学生たちに支援を届けられると思います!
・たくさんのメディアに取り上げてられていますが、どう考えますか?
ありがたいことです!
このコロナ禍で学生は孤立していて情報を仕入れる場所や繋がるチャンスが中々なく、SNSしかない状況です。
1年生なんかパソコンの使い方も分からず、1年過ごしてしまって、本当に情報不足の学生が多いと感じています。
ですから、こんな風に取材していただいて開催や活動を紹介していただくことで、より多くの人に情報が届けられて、この支援の輪が広がっていくのが凄く助かります。
第3弾 無料配布会 開催
日時:2月21日(日)10:00~13:00
場所:渡鹿公園(熊本県熊本市中央区渡鹿1-15)
※1人2kg2袋まで、レトルト、カップ麺は1人5個まで、ほかの野菜は必要に応じてお持ち帰りください。
※マイバックやリュック持参
※自転車で来場の際は、公園内の所定の場所へ置いてください。当日、順路に沿ってご案内します。
まとめ
とにかく凄い行動力のある学生さんたちでした。
委員長の柳生くんの言葉で「学生ももっと周りの学生のことを見て欲しい」という言葉が印象的でした。
このコロナ禍、さまざまな境遇に置かれた人たちがいます、さまざまな価値観が飛び交っています。
自身の視界を広げて、自分自身で判断、行動することの大切さを教えていただきました。
併せて読みたい関連記事
✤ボランティアに興味がでたら✤
■「大学生の今がチャンス!ボランティアを通して得られることって何?」
✤コロナで経済的に影響を受けていたら✤
■「新型コロナウイルス感染症の影響で学費等支援が必要になった学生のみなさんへ高等教育修学支援制度のご紹介!」
Border Line編集部 てとてら
最新記事 by Border Line編集部 てとてら (全て見る)
- 初めての一人暮らし|熊本大学周辺 物件CHECKと現役学生が教えるポイント - 2024年2月23日
- 学生・初心者の熊本のBARデビュー事情|おすすめのBARも紹介 - 2024年2月8日
この記事へのコメントはありません。