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新春企画 後編|ミスター熊大にインタビュー!大学生活、就活、受験のこと聞いてみた

皆さん、こんにちは!

前回のミスに続き、今回はミスター熊大にインタビュー!
第8回ミスター熊大コンテスト(2019年)グランプリに輝いた文学部 4年生の貞松 智也(さだまつ ともや)さんです。

4年生である貞松くんにはキャンパスライフ、大学受験のほかに就職活動についても聞きました。

そして、受験を控えた皆さんには“大学選び”に有効な話題も!
ぜひ、参考にしてみてくださいね。

熊本大学 文学部での学びについて

ー振り返って大学(文学部)での学びはいかがでしたか?

実際入ってみて、やはり正解だったと思います。

僕は教授のことを見ずに入ってしまったんですが、教授によると思います。
日本語学の先生、高校まであまり得意じゃなかった古典の先生がとても面白かったです。
最初、文学をやろうと思っていたんですが、日本語学の授業を受けて、日本語学をやろうという気持ちが固まりました。

ー教授によるとは?

自分が勉強したい分野の教授がいれば楽しいと思います。
例えば、うちの近現代文学だとラフカディオ・ハーンなどの研究をしている先生がいるんですが、授業はそこが多かったりするので興味がない人だと厳しいと思います。

自分が興味のある作家を専門にしている教授がいる文学部に行った方が良いと思います。
これは他の学部にも言えることで、大学入試に受かることも大切ですが、できるだけ興味のある分野をやっている教授がいる学部や大学を事前に調べて受験の臨むことを勧めたいです。

また、高校の時にやろうと思っていたことを最終的にやるかどうかは別で、
大学に入って世界観が広がったり、新たな出会いがあるので、選択肢を広めに取っておいた方が良いとも思います。

ープロフィールによるとやはり読書がお好きみたいですね?これから読書をはじめたいという人におすすめはありますか?

文学部は比較的時間がある方で、この大学期間で100冊以上は読んだと思います。
僕は、最初読んで面白かった作家の作品をどんどん読み集めて、気に入った作品は何度も読み返すタイプです。

米澤穂信(よねざわ ほのぶ)がミステリー好きなら絶対おすすめです!

学生向けなのは、三秋 縋(みあき すがる)という作家。主人公が大学生くらいで、最終的に暗めのハッピーエンドみたいな、大学生あたりが読むといい感じに共感できると思います。

ミステリーでいうと知念 実希人(ちねん みきと)という作家さん。本業は医者なんですが、医療系のミステリーを書いていて、医療の描写が細やかなんです。医学部でミステリー好きな人にはおすすめですね。

野崎まども入りやすいと思います。SFをモジッて少し不思議っていう・・・よく映像化されていて、アニメ化で「バビロン」「正解するカド」、映画化で「HELLO WORLD」などがあります。

ーこれはミスの森さんもでしたが、「人生で一番疲れたこと」に受験とありますが?

そうですね(笑)
第一志望は九州大学でした。数学が壊滅的にできなくて、九大って文学部でも2次で数学あるんですよ。
センターをちょっとミスった時点で熊大に切り替えました(笑)

ー高校生へのアドバイスをお願いします!

本を読め! ですね。
なんならマンガでも良いです。

人が書いた文章にふれると良いと思います。自分で添削ができるようになります。

行間を読むということが上手くなります。
行間が読めるようになると、行間が書けるようになります。

学業以外のキャンパスライフ

ーサークルや部活には入っていましたか?
1年からバレーボールサークルに入っていました。

部活は大会にも出るんでちゃんとしてるんですが、サークルは内容と頻度が違います。遊びに近いと思います。

高校までやってて、実はあまりいい思い出がなかったんですが、大学に入ってバレーボールの楽しさを改めて知りました!

“サークル”の楽しさは、義務感がないところですかね。“やらないといけない”というのがなく自分たちで好きにやれるという所ですね。

と言いながら、熊本の大学の公式戦があって、部活に混じってうちのサークルも一緒に出ています。

男子は三部まであって、去年まで二部だったんですが、今年は一部に上がりました!
一部はだいたい熊大、崇城、学園大、県大の部活ばかり。
基本楽しくやっているんですが、結構ハイレベルで、そこそこ強いんです。

ーアルバイトはしていますか?

大学に入ってからのバイト先は4回変わって5軒、すべて飲食店です。
いまは卒論の制作中なのでシフトに入っていませんが、現在は、油そば屋のバイトをやっています。

ー結構アルバイトの記事に興味があるユーザーが多いのですが、バイト選びのアドバイスはありますか?

正直、失敗したな?と思うバイト先もありました!

過去の経験から言えること、それは、
求人誌の見方 で「長期間載っている店はヤバめ」ということです!

開店の大量採用など以外は、
恐らく、何か問題があって人が定着しないんだと思います。僕もそんな経験があります。。。

一番良いのは、先輩や友だちからの紹介が確実です!(笑)

ー佐賀出身で、一人暮らしですね? 入学当初、戸惑った、印象的だったことはありますか?

佐賀から出てきたので、熊本は都会だなぁ・・・と最初思いました(笑)
熊本って九州で2番めの都市ですよね? 九州内から見たら、ちょっと都会、ちょっと離れたら大自然ってバランスがとても良いと思います。

一人暮らしのアドバイスとしては、
掃除はこまめにやれ! ですね。

あとは、エアコンの室外機のホースはネットで覆っておく!
アパートで1階なんですが、虫がめっちゃ入ってくるんですよね。
1回、エアコンの吹出口からムカデが入ってきて、さすがにその時はムリだと思いました。

就職活動について

ー就職はどちらか決まっていますか?

熊本の地元放送局に就職が決まっています。

コピーライターとかもちょっと過ぎって(よぎって)、メディア系の電博は記念受験みたいな感じで受けました(笑)
東京拠点のデジタルマーケティング会社なんかも受けました。福岡の放送局も5局中3局受けましたね。

エントリーシートは40数社分書きましたから、そんだけ書いたら・・・
書き直した回数にしたら、もう、かなりなものです。。。

エントリーシートだけは文学部として、文章のところはしっかりしておこうと思いました!(笑)

ーエントリーシートの書き方や添削はどうしましたか?

エントリーシートは提出の締切だけ専門サイトで押さえて、チェックや添削は最初、労働局のヤングハローワークでお願いしました。
途中から行くのが面倒くさくなってしまいましたが(笑)

大学のキャリアセンターは、予約がギッシリで中々取れなかったので、最初の2~3回だけヤングハローワークへ行って、なんとなくコツが掴めてきたので、自身でブラッシュアップしていきました。

キャリアセンターは、みんなが一斉に動く時期より早めに動いた方が良いと思います。

ーインターンシップはどうでしたか?

インターンシップは3年生の夏に1社だけ福岡のテレビ局に行きました。
あと中央の出版社のインターンに申込んで通ったんですが、東京まで行って2時間位の説明会受けて帰るみたいな内容だったので参加しませんでした(笑)
あとでその模様はオンラインでリリースしますっていう話でしたし。。。

冬は受けませんでした。

その代わり、3年の3月までに後期の授業テストやレポート出して、全部早めに終わらせて、3月になった瞬間に動けるように準備しました。

将来について

将来は、やはり就職が決まっている会社に良ければ長く勤めたいですよね?
ただ、分かりませんが。

いま凄く写真にハマっていて、風景、ポートレート・・・色んなものを撮りたいと思っています。

最終的には
何をとっても良い写真が撮れるようになりたい
見た以上のものを表現にできるようになりたい
と思っています。

 

インタビューを終えて

今回は第8回ミスター熊大グランプリに輝いた貞松 智也さんにお話を伺いました。

一見、ノーブルなイメージの貞松くん。とても理知的で、自身の強みを活かした戦術家という印象でした。

就活では淡々と話してくれましたが、40数社エントリーシートを作成したということは全て順調だった訳ではない。ということが察せられました。

結構な引きこもりだったと自身を語りながら、3年生から行動を改めたとも聞きました。

やはり自分の目的に到達できる人は、気持ちの消化と行動に上手く折り合いをつけて前進していくのだと実感しました。

今後、熊本を盛り上げる格好良いTVマンになってくれることを切に願います!!

改めて、ミス・ミスター熊大選考の熊大紫熊祭実行委員に聞いた決め手をお伝えします。
“容姿だけでなく内面も含めた熊大美男美女No.1”
納得!!

 

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Border Line編集部 てとてら

熊本のメディア出身。熊本のローカルなグルメと観光ネタが得意。熊本にまつわる素朴な疑問あったらお問合せください。お答えします。答えられなかったら、調べます。一緒に調査(取材)してくれる学生募集中
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