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新聞って読む価値あるの? 新聞のプロに学ぶ!初めての新聞の読み方!

「こんにちは、熊本大学のすぎもとです!この記事は初めて新聞を読み始める方向けの記事です!」

大学生になり、就活を意識して新聞を初めて読む方も多いんじゃないでしょうか?

しかし、いざ読んでみると

「内容が難しくてわからない…」「量が多すぎて毎日読めない…」

と思うかもしれません。

そこで、初めて新聞を初めて読む学生向けに熊本日日新聞社の越地さんに新聞の読み方のコツを聞いて見ました!

越地真一郎さん 熊本日日新聞社、NIE(教育に新聞を)専門委員、熊本大学客員教授、熊本学園大学招聘教授

 

「越地先生よろしくお願いします!」

「よろしくお願いします」

テレビやネットがあるのになぜ新聞を読まないといけない?

「先生、まず最初にお聞きしたいことがあります。今はテレビやネットでニュースを確認することができます。なんで新聞を読まないといけないんですか?」

「ニュースを伝えている媒体はたくさんあります。新聞、テレビ、インターネット、ラジオ、雑誌、最近はスマートフォンでチェックする方も多いですね」

「LINEニュースやYahoo!ニュースを確認するのが癖になっている人もたくさんいますよね」

「そうですね。確かにどのメディアもニュースを伝えるものですが、それぞれのメリット、デメリットを知っておく必要があります。例えば、インターネットでのニュース記事のメリットはなんだと思いますか?」

「うーん、情報が早いことと調べやすいことですかね?あと、気軽に読める!」

「そのとおり。インターネットは何と言っても情報のスピードがとても早い。それに比べると、新聞は朝刊と夕刊しかないのでその日の夜のニュースを知れるのは次の日の朝です。ではデメリットはなんでしょう?」

「間違った情報偏った見方が多い気がします!」

「インターネットの最大のデメリットはそこですね。特に誰でも情報を発信できるSNS等の情報は十分注意するべきです。新聞は新聞社が発行しているため、極めて信頼度が高い

「新聞のメリットは他にもいくつかあります。一つは”記事の一覧性”です。新聞の一面を見てみましょう」

熊日新聞一面

熊本日日新聞(2019年6月19日)

「色々なことが書かれていますが、それぞれの見出しの大きさが違うことに気付きましたか?」

「あ、ほんとだ!」

「これは情報の重要さを表しています。大きな文字ほど重要な情報です。新聞の見出しを見るだけで、1日の大事なニュースをチェックすることができます

「それぞれのメディアには、メリットデメリットがあります。新聞にもデメリットはありますが、それを上回るメリットがたくさんあると私は思います。新聞は社会の流れを把握する大きな助けとなります。インターネットが普及した現代だからこそ、新聞は読む価値のあるメディアなのです

どの新聞社を読めばいい?

「新聞社って何社かありますよね。どの新聞社の新聞を読めばいいんですか?」

「最初はどの新聞社でも構いません。でも、できれば複数の新聞社を読んで欲しいところです」

「どうしてですか?取り扱っているニュースは同じじゃないんですか?」

「実は同じ出来事を取り扱っていても新聞社によって捉え方が違う場合があるのです。特に政治ニュースの扱い方は顕著です。それぞれの新聞社の”色”を知って、一つの捉え方に縛られない考え方を身につけるためにも、複数読むことをお勧めします。大学生が複数新聞を購読するのは経済的負担が大きいので、大学の図書館などを利用しましょう」

「どの新聞も同じことを書いているのだと思っていました!先生のおっしゃる新聞の”色”を知るためにはどうしたらいいですか?」

「何紙も読んでいると自然と分かりますが、最も分かりやすいのが”社説欄”です。社説欄は新聞社の考え方を表明しているようなものなので、最も色の違いが出やすいところです。まずは一紙をしっかり読んで、そのついでに他紙の社説欄だけ読み比べてみるのもいいかもしれません」

熊本日日新聞社説欄

熊本日日新聞社説欄(2019年6月19日)

新聞は量が多すぎて全部読めない?

「新聞って文字の量めちゃくちゃ多くないですか?正直こんなに読んでる時間無いです」

「確かに新聞は細かい字でたくさんの情報が書かれていますね。でも全てを読む必要はありません。学生でなくても隅から隅まで毎日読んでいる人はほとんどいないでしょう。」

「そうなんですか!?」

「まずは見出しだけでもOKです。その中で興味のあるものだけ本文を目に通すようにしましょう。慣れてきたら見出しの次に書かれている一段落目の文章も読んでみましょう。この一段落目の文章を”リード文”と言います。ここにはそのニュースの概要が簡潔に書かれています。リード文以降が詳細な内容になっています」

熊日新聞リード文

熊本日日新聞一面リード文(2019年6月19日)

「それだけなら読める気がします!」

「きっと毎日読んでいるうちに興味のあるニュースが増えて、自然と読む量が増えるはずです」

知識が無さすぎて何の話かわからない?

「いざ、読んでみてもニュースの流れがわかりません。途中からドラマを見始めた気分です…」

「確かに初めは全く意味がわからないかもしれないですね。でも安心してください。ニュースの流れを解説する記事が出ることもあります。必ず読んでいるうちにわかるようになります」

「それに、新聞は興味を持つための入り口の役割も担っています。1日1つわからないことを調べて理解する。それを習慣にするだけで、一カ月後にはかなりの知識がついているはずです。調べる時こそ冒頭で挙げたインターネットの出番です。インターネットは検索するとすぐに情報を調べることができます。今はYoutubeでニュースを解説してくれる人も多いですね。こういう利点を大いに活用しましょう」

メディアはどれか一つではなく、使い分けて役割分担することが大切なんですね!」

新聞は怖くない!

新聞は継続して読むことが大切です。大学3年生の就活の時期に焦って読みはじめるよりも、一年生のうちから継続して読んでいればより広く深く理解できるはずです。

ぜひ今日からでも新聞を読んでみましょう!

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tusugimo625

高専出身の熊本大学大学院1年生。哲学・教育・地方創生・テクノロジーに興味あり。常に学び続けることがモットーです!
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