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なぜ新聞を読むのをやめて、ニュース雑誌を読むようになったのか?

ニュース雑誌アイキャッチ

すぎもとこんにちは、熊本大学のすぎもとです!

この記事では新聞ではなくニュース雑誌から情報を得るメリットを紹介します。

皆さんの中には就活時期になって焦って新聞を読み始めた方もいるのではないでしょうか?
就活生は新聞を読んで社会の情勢を知っておくべきだと言いますよね。

僕も少し前まで新聞を読むのが好きで毎日読んでました。
新聞の読み方の解説記事を書いたくらいです。ですが最近は新聞を全く読まなくなりました
その代わりに読んでいるのがニュース雑誌です。

なぜ新聞を読むのをやめて、ニュース雑誌を読むようになったのか、その理由を説明していきます!

新聞の注意点

まず僕が思う新聞の注意点を解説します。

情報の粒度が細かすぎる

一つ目の新聞の注意点は情報の粒度が細かすぎるため、自分に必要のない情報まで見てしまうことです。

新聞の1番の特徴は毎日発行されることです。
速報性は新聞の良いところでもありますが、注意する必要もあります。

毎日発行されるということはその分重要度の低い情報も掲載されることになります。

最近の例で言えば、新型コロナウイルスの新規感染者数を毎日確認することに意味はあるでしょうか?
毎日の数字に一喜一憂するよりも週間平均の感染者数を見て冷静に情勢を把握する方が賢明なように思えます。

国際ニュースが少ない

二つ目は国際ニュースの掲載が少ないことです。

新聞には国際面があり、海外のニュースも掲載されていますがその情報量は国内と比べると微々たるものです。
そのため、日頃から新聞だけを情報源にしていると視線が国内にばかり向いてしまうことを懸念しました。

思想の偏り

三つ目は新聞社によって思想に偏りがあることです。

これは前回の記事でも書いたことですが、新聞社によって政治思想は様々でそれぞれの色があります
前回の記事では新聞を複数読んで、それぞれの思想を比べることによって様々な視点の意見を知れると書きました。
これは新聞のメリットでもありますが、この方法だと複数新聞を読まなければいけないため、かなり時間がかかってしまいます
新聞を購読している人にとっては経済的負担も大きくなります。

新聞を読んでいるとその辺りが億劫になり、より中立なメディアを欲するようになりました。

新聞の注意点

 

ニュース雑誌の特徴

そこで、新聞の代わりのメディアとして選んだのが「ニューズウィーク日本版」や「TIME」などのニュース雑誌です。

新聞と比較したときのニュース雑誌の特徴を解説していきます。

発行頻度が低い

まず最も大きな新聞との違いはニュース雑誌は発行の頻度が低いことです。
雑誌によって週に1回、月に2回、月に1回の発行頻度です。
毎日発行されるわけではないので、その分一定期間の中で厳選された記事を読むことができます。

一つのニュースに数ページかけて解説されているので新聞よりも比較的体系的に情報を知ることができます。

毎日ニュースを仕入れないのは不安だという人もいるかもしれません。
僕はテレビも全く見ませんし、ネットニュースの類も見ないようにしているのでほとんどの情報は週に一回のニューズウィークや2週に一回のプレジデントからしか入ってきません。
それでも全く困ることはありません。本当に大事なニュースは自然と耳に入ってくるものです。
それどころか一つ一つのニュースを深く理解できます。

これは学生である今だからこそできるのかもしれません。
働いてみると毎日の情勢の変化を機敏に察知することが求められる場面もあるでしょう。
これは社会に出てからしかわからないことなので、その都度見直すことが大事だと思います。
逆に言えば時間に余裕があり、速報性の高い情報を必要としない学生のうちは、ニュース雑誌で深く理解することの方が重要です。

海外の情報が多い

二つ目の特徴は海外の主要ニュースにも触れることができることです。

先ほど紹介した「ニューズウィーク」はアメリカに本社があり各国で出版されています。
そのため、その日本版である「ニューズウィーク日本版」でも世界各国のニュースを知ることができます。

また、日本人だけではなく海外の人もライターとして記事を書いているので、国際的な見方を身につけることができます。

ニューズウィーク

国際的な視野が広がるニューズウィーク日本版

思想が中立

三つ目の特徴は比較的思想が中立だということです。

あくまで僕の印象ですが、新聞と比較するとニュース雑誌は中立を保っている記事が多いと思います。

もし結論がどちらかに寄っている記事だとしても、まず事実を述べ、その上で論理的に判断しているものが多いため、違和感を感じることはほとんどありません。

国際誌であれば海外の視点から日本を見ることもできるため、利害関係なしに国内ニュースを見ることができます。

以上のような理由から新聞ではなく雑誌を読むようになりました。

自分のステージや知りたい情報によって変わるかもしれませんが、学生のうちはこの方法がベストではないかと思っています。

ニュース雑誌の特徴

 

どんな雑誌をどうやって読む?

次にどんな雑誌をどうやって読めば良いのかを解説します。

どんな雑誌を読む?

一番おすすめの雑誌が先ほどから何度も登場している「ニューズウィーク日本版」です。

更新頻度は週に一回と多すぎず少なすぎず。厳選された世界各国のニュースを質の高い記事にまとめてくれています。

「TIME」も世界中で読まれている雑誌です。英文しかありませんが、英語のリーディング教材としても優秀です。

TIME

英語学習もできて一石二鳥なTIME

「クーリエジャポン」は外国のメディアニュースを抜粋翻訳してまとめられた雑誌です。

世界中の問題関心や、世界から日本はどのように見られているのかを知ることができます。

クーリエジャポン

世界から日本がどう見られているかを知れるクーリエジャポン

日本国内の情報としては「プレジデント」「フォーブスジャパン」などを読むことで政治だけでなく経済の情報も知ることができます。

プレジデント

国内の政治経済情報がわかるプレジデント

フォーブス日本版

国内外のビジネス情報が豊富なフォーブスジャパン

どうやって読む?

これらを全て購入して読むのはハードルが高いですよね。

そこでおすすめなのが雑誌の読み放題サービスです。

「dマガジン」や「楽天マガジン」などいくつかのサービスがあります。月額約400円で数百冊の雑誌が読み放題です。

楽天マガジン

筆者が利用している楽天マガジン。ニュース雑誌以外にも様々なジャンルの雑誌が読める。

それぞれ取り扱っている雑誌が異なる場合があるので自分に合ったものを見つけてみてください。

 

まとめ

以上が僕が新聞を読むのをやめてニュース雑誌に切り替えた理由です。

あくまで僕は個人的にニュース雑誌の方が有益だと感じましたが、誰にとってもこれが最適解だとは限りません。

それぞれのメディアの特徴を知った上で自分に合ったメディアを探してみてください。

比較する際、以前書いた新聞の読み方の記事も参考にしていただけると嬉しいです。

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tusugimo625

熊本大学出身、東京在住の会社員。哲学・教育・テクノロジーに興味があり。
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