ワークショップでリノベした場所が遂にOPEN! レストラン「SanVito -サンヴィート-」|甲佐町
こんにちは!そらまめです。
先日私が参加した古民家リノベーションのワークショップ後、完成したお店がついにOPEN!
ということで早速お邪魔してきましたー!
古民家ワークショップの記事も書いているので、そちらも併せて読んでもらえると嬉しいです!
それでは、リノベーション後の旧西村邸
イタリアン料理店「trattoria SanVito」と宿屋「kugurido」をご紹介します!
目次
久しぶりに行ってみると…
到着して車が並んでいるのをみて、あぁ実際に利用されているんだ!と実感し、嬉しさがこみ上げました。
(駐車場は8台ほど駐車可能です)
入口前の庭には新しい植物が植えてあったり、塀が出来ていたりと作業をしていた頃と比べるとクールな雰囲気になっていました。
Trattoria SanVito -トラットリア サンヴィート- へ入店
いざ入店してみると、たくさんのお客さんが!
見たところ女性のお客さんが多かったです。
以前何もなかった空間に味のあるテーブルや椅子、棚、電球などが設置され、落ち着きのある静かな雰囲気の空間に!椅子の背もたれの高さが違ったり、デザインが違ったりと家具もこだわられているように感じました。
席に着く前にお店の中を見て回ってみると自分たちで塗った漆喰の壁がそのまま使われていたり、
塗装した柱や天井を見つけたり、と作業に参加したからこその発見が!
これは一緒に作業した人たちともう一度行かなきゃと思いました(笑)
ランチメニュー
席に着き、置かれている紙には旧西村邸のリノベーションをしたきっかけなどが綴られていました。
リノベーションに関わった身からすると、その時の活動を料理を食べに来られた人々に知ってもらえることは嬉しいですし、
こうやって多くの人に語り継がれていく場所であり続けて欲しいと思いました。
ぜひ一読してみて下さい!
ランチは1,800円のコースで、前菜・パスタ・デザート・食後の飲み物となっています。
パスタとデザートは3種類から、食後の飲み物も4種類から選ぶことができます。
写真のパンはコースに含まれていて、一番最初に出てきます。
そのままでも美味しかったですが、前菜やパスタの残ったソースを付けて食べるのもアリでした!
まずは前菜
運ばれてきた前菜をみて思わず目を見開いてしまいました。なんとも上品で豪華な前菜!
あまりの美味しさに白ワインと共に頂きました(笑)
そして前菜ひとつひとつ、シェフが説明してくださいます。
一品ずつ説明すると長くなるので、いくつかピックアップしてご紹介します。
まずは18か月熟成した生ハムに甲佐で採れた柿
生ハムと柿の組み合わせ自体食べたことなかったのですが、生ハムの塩気と柿の甘さのバランスが丁度良く、新たな発見でした。特に生ハムは今までに食べたことがないほど深い味わいで、ものすごく贅沢でした!
次にアンチョビを載せたオーブン焼き
甲佐町のきよむらさんという方が作られているどいなすを使用したもので、シンプルな味付けのためナスそのものの美味しさを感じられました。
最後に甲佐町の特産品であるニラをソテーしてトマトと煮たもの
私の中でニラと言えば癖のある感じのイメージでしたが、トマトの酸味が程よく効いていてさっぱりとした味わい!
続いてパスタ
私は3種類のうち、フレッシュトマトとニンニクの効いたピチにしました。
一見パスタに見えないですよね!そう、ピチとは手で丸くこねた太麺パスタのことで、普通のパスタとは弾力も歯ごたえも全く違い、新食感でした!また、トマトも果肉がごろっとしつつ、ソースも麺全体に絡んでいて食べ応えがありました。
最後にデザート
デザートは熊本三角レモンのメレンゲタルトを選びました。運ばれてきた時からレモンの風味が香り、
食べてみるとメレンゲの焼き目のサクッと感と口にいれた瞬間スッと溶ける感じが何とも絶妙で気づいたら無心で食べていました(笑)
続いて、宿屋「kugurido」
SanVitoから一度出て、ワークショップで実際に並べた述べ段を通って隣へ行くと、宿屋 kuguridoになります。
味のある看板。この看板好きだなって思いました(笑)
中に入ってみると、お洒落なライトや食器、木材の机など、まるで新居のような空間が広がっていました。
しかし、天井や2階の壁には元の梁や柱がそのまま残っており、落ち着いた雰囲気になっているのが見どころです。
また、トイレや洗面所など漆喰の壁や土壁がワークショップで取り組んだまま残っているのを発見して、懐かしいなーと思わず笑みがこぼれました。
kuguridoもSanVitoと同時にオープンしており、オンライン予約ではGoToトラベルキャンペーンの対象にもなっています。
キッチンからお風呂、洗濯機など生活に必要なものは揃っているため、甲佐町に移住を考えている人がお試しで泊まる宿としての活用を考えられていますが、家族で宿泊してもゆったりと過ごすこともできます。
料理は引き算⁉
シェフの内藤さんは新潟県出身で、これまで東京やイタリアで働かれており、今回旧西村邸での料理長を探しているという情報をたまたま目にし、甲佐町へ移住されてこられたとのこと。ご縁とはこういうことをいうのでしょうか。
そしてお店の名前「SanVito」は内藤さんのご両親が新潟で営まれていたお店の名前とのこと!
素敵なストーリーですよね。
甲佐町や地域の食材を使い、調味料を足していくのではなく、「引き算」で味付けをすることで
素材そのものの味を感じてもらえるようにと考えているそう。
そして提供時にシェフが料理について直接説明されるので、どのような料理で、どこで採れた野菜かが分かり、
より味や風味を楽しみながら食事が出来ます。
まとめ
今回、ワークショップで関わった場所が実際にオープンするという初めての経験でしたが、
自分たちが作業した壁や柱などを見て改めて、あぁ本当に使われているんだと実感することが出来ました。
SanVitoの料理は大学生にとってお高めのランチと思うかもしれないけれど、
料理から新たな発見や驚きが得られます!!
(ちなみにGo To Eatキャンペーンにも対応しています!)
毎日満席らしいので、予約していかれることをオススメします!
11月から完全予約制のディナーも始められています。チェックしてみて下さい!!
住所 | 熊本県上益城郡甲佐町仁田子549 |
TEL | 096-285-1763 |
営業 | 【ランチ】 11:30~14:00 【ディナー】 3日前のご予約のみ |
WEB |
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そらまめ
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