大学生でもできるクラウドソーシングという働き方 | ライター、デザイナー、プログラマー…
大学生になるとアルバイトをする人も増えてきますが、自宅やカフェなどでスキルを磨きながら効率的に稼げる働き方が注目を集めています。それが「クラウドソーシング」です。
コンビニ、飲食店、塾講師といった従来のバイトとは異なり、クラウドソーシングでは、ライター、デザイナー、プログラマーといった色々な仕事ができます。
この記事では、大学生がクラウドソーシングをやる上でのメリット、デメリット、そして具体的な稼ぎ方まで詳しく解説します。
目次
■クラウドソーシングのメリット
大学生がクラウドソーシングを使うメリットを見ていきましょう。
1.好きな時間、好きな場所で働ける
クラウドソーシングの一番のメリットは、時間や場所を選ばずに働けることです。
アルバイトの場合、働く曜日や時間が決まっているため、「友達とどうしても行きたいイベントがある」けどバイトがあるので行けないといったことがあるかもしれません。
一方クラウドソーシングの場合、期限内に案件が終われば、自分のタイミングで仕事ができますし、自宅やカフェなど場所に縛られずに仕事ができます。
2.実践的なスキルが身につく・経験できる
クラウドソーシングでは、実践的な仕事のスキルを経験して身につけられます。
学校や独学などで、プログラミングやデザインなどを勉強して知識を付けることも大切ですが、仕事として実践することで、「取引先と連携すべき内容や流れ」「コミュニケーションツールの使い方」「納期遵守の大切さ」「スケジュール管理能力」など、仕事に必要な付随スキルを経験しながら身につけられます。
3.自分のキャリアになる
クラウドソーシングで仕事をすると、お金だけでなく自分の実績を積むことができます。
就職先に直接関連した実績がある点や、「スケジュール管理能力」などの共通スキルを身に着けた点などをアピールできると、就職にも役立ちます。
また、副業OKの企業も増えてきているので、将来的に副業として、収入の柱を増やすこともできます。
■クラウドソーシングのデメリット
大学生がクラウドソーシングを使うデメリットも見ていきましょう。
1.はじめは稼ぎにくい・案件を獲得しづらい
クラウドソーシングの案件は「低単価」のものが多く稼ぎにくいケースが多いです。
「高単価」の案件は人気があって、スキルがあっても実績が少ないと、案件を受注するのは難しいからです。
2.手数料を引かれる
クラウドソーシングサイトで仕事をすると、システム利用料が手数料として引かれます。
利用サイトや報酬金額によって異なりますが、大手サイトでは5~20%です。1万円の報酬だと、システム利用料(20%)が2,000円、振込手数料が500円が引かれると、受け取れるのは7,500円になってしまいます。
■クラウドソーシングの仕事内容
クラウドソーシングでは色々な仕事があります。
「ホームページ・LP制作」「ライティング・記事作成」「アンケート・口コミ」「データ入力・文字起こし」「翻訳・通訳」「イラスト・デザイン作成」「プログラミング」「SNS運用代行」などがあります。
案件により単価が安いもの・高いもの、短時間型・長時間型などがありますので、興味がある案件情報を確かめてみましょう。
■オススメなクラウドソーシングサイト4選
大学生におすすめのクラウドソーシングサイトを紹介します。まずは1つのサイトに登録して、もっと案件を多く獲得したい場合は、複数のサイトに登録するとよいでしょう。
1.CrowdWorks(クラウドワークス)
日本最大級のクラウドソーシングサービスです。取り扱い案件数が多いので、自分のスキルにあった案件を見つけやすいです。
2.Lancers(ランサーズ)
クラウドワークスに次ぐ、大規模のクラウドソーシングサービスです。クラウドワークスを合わて利用することで、見つけられる案件も増えるのでおすすめです。
3.coconala(ココナラ)
ココナラは「スキルシェア」とよばれるジャンルのサイトです。掲載されている仕事に応募するのではなく、自分ができる仕事・得意な仕事を掲載して、その内容を見た企業や個人が購入すると仕事がスタートします。
「Web制作」や「プログラミング」などの専門的なスキル以外にも、「電話でのお悩み相談」や「ファッションのアドバイス」などもスキル販売できます。
意外なものにニーズがあるかもしれませんので、自分が得意なことを棚卸して商品化するのもよいでしょう。
4.JobUni(ジョブユニ)
ジョブユニは、大学生・大学院生に特化したクラウドソーシングサイトです。大学生でもできる様々な案件が掲載されていて、時給1,200円以上とアルバイト並みの報酬も期待できます。
利用できる大学が決まってしまってい(筆者の住んでいる熊本県だと、熊本大学のみ)制約がありますが、該当大学の人は、登録してどのような案件があるか見てみるのもよいでしょう。
■クラウドソーシングで稼ぐコツ
クラウドソーシングで稼ぐまでの流れとコツを紹介します。
1.しっかりとしたプロフィールを書く
まず、クラウドソーシングサイトに登録して、プロフィールをしっかりと書きましょう。
「スキル」や「資格」などがあれば書くことも大切ですが、書ける内容がない場合でも、「レスポンスが早い」「期限は絶対遵守」「丁寧な対応」などの内容でアピールしましょう。
2.簡単な案件で実績を増やす
クラウドソーシングサイトの登録が終わったら、簡単にできる案件に応募して実績をつくりましょう。
なぜなら実績数ゼロだと、応募できなかったり、採用されない案件もあるからです。プロフィール欄には、過去の受注件数、口コミ評価、案件完了割合などが掲載されるので、しっかりと対応して良い評価を積み上げていきましょう。
3.スキルアップに繋がる案件を受注する
自分な得意な分野を作って、スキルアップに繋がる案件の受注を目指しましょう。なぜならスキルアップすることで、案件の単価を上がり、受注もしやすくなるからです。
例えばライティング・記事作成の仕事で、「構成・目次が決まった記事の執筆」からスタートして、「自分で調査して記事構成から作って執筆」したり、「実績を積み上げて、名前入りの記事を執筆」したりすることで、スキルアップもでき、案件も受注しやすくなります。実績やスキルアップした内容は忘れずに、プロフィールに反映しましょう。
■まとめ
クラウドソーシングは、場所や時間に縛られない魅力がある働き方ができる一方で、はじめはなかなか稼げないといった大変な面もあります。
しかし自分のスキルを上げることで、将来の就職先で活かして給料を上げたり、副業として収入の柱を増やしたりすることにも繋がります。色々な働き方がありますので、ぜひクラウドソーシングという働き方にも挑戦してみてください。
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