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読書はじめたい!けど、本は高い?大学生必見!お金をかけない本の買い方

こんにちは!熊本大学のすぎもとです。

みなさん月に何冊本を読んでいますか?
2017年の調査では大学生の半数が1日の読書時間が「ゼロ」だと答えています。

この記事は本を読むことをすすめる記事ではないので詳しくは述べませんが、大学生のうちに本を読む習慣をつけることは人生の大きな財産となります。
この話をすると「本を読む大切さはわかってるし、読んでみたいけど高くて手が出せない」という声をよく耳にします。

確かに文庫本でも1,000円、単行本なら2,000円以上する本も少なくありません。
収入の少ない大学生にとってこの価格は決して安くないですよね。

では、社会人になって安定した収入を得てから本を買うとどうでしょう?
もちろんそれで読むことができれば問題ありませんが、仕事が忙しく時間的にも精神的にも余裕がなくなっているかもしれません。

つまり、学生のうちは時間はあるけどお金がない、社会人になると、お金はあるけど時間がないというジレンマに陥ってしまいます。

本田 直之さんは「レバレッジ・リーディング」という著書の中で【「本を読む時間がない」のではなく「本を読まないから時間がない」】と述べています。
その言葉の通り、社会人になってから本を読むことももちろん必要です。

しかし、忙しい社会人生活の中でゼロから本を読む習慣を構築していくのは簡単なことではありません。

そこで、なるべくお金を使わずに本を買いたいという大学生のためにおすすめの本の買い方を紹介します。

図書館を使ったら?

安く本を読む方法で真っ先に思い浮かぶのが図書館。
図書館を利用すれば無料でいくらでも本を読むことができます。

しかし、個人的に図書館はあまり利用していません。

その理由は以下の3点です。

本に書き込みができない

これは個人の本の読み方にもよりますが、僕は本に書き込みながら読むのが好きです。
線を引いたり、思いついたことを端にメモしておいたりすると、考えが整理され、後で見返したときに容易にポイントを理解することができます。

本を所有できない

一度読んだだけでは中々その本の内容を身につけることができません。繰り返し読むことで頭に定着していきます。
読むことはしなくても、ふと自分の本棚にあるその本の背表紙を見ただけでその内容を思い出すこともできます。
図書館で本を借りると返却しないとならないため、このような振り返りができなくなってしまいます。

新しい本が少ない

図書館の本は町の書店に比べると新刊が多くありません。
もちろん本のリクエストをすることもできますが、毎回それをするのは手間ですし、新刊との偶然の出会いもありません。

以上の理由から僕は図書館で借りるのではなく購入して読むようにしています。

学生のうちは新品ではなく中古がおすすめ

それではどのように本を購入すれば安く買えるのか。当たり前に思えるかもしれませんが、中古で購入するのがおすすめです。

僕は主に二つのサービスを利用しています。

メルカリ

一つ目がフリマアプリのメルカリです。既に利用したことがある方も多いでしょう。

メルカリでは個人単位で本が出品されるため、普通の古本屋さんでは中々見つからない本も買うことができます。

値段は本の種類や出品者によってピンキリですが、個人的な感覚としては、古い文庫本は最低価格の300円、そこまで古くない本でも定価の半額くらいで買えることが多いです。

メルカリ画面

メルカリの検索画面。

ブックオフオンライン

ブックオフオンラインを利用することによってメルカリよりも安く買えることもあります。

ブックオフオンラインの最低価格は110円と、メルカリの最低価格よりもかなり割安です。

さらに1,500円以上で注文すると送料が無料になります。
普段から読みたい本のリストを作っておき、ある程度溜まったらまとめ買いするのがおすすめです。

実際の店舗ではなくオンラインショップを利用するのは、店舗で探す時間がもったいないからです。
品揃えは店舗よりも圧倒的に多いので見つかる確率もオンラインの方が高くなります。
読みたい本が決まってなくて、店舗をブラブラするのも楽しいですが、それなら普通の書店を見て回る方が品揃えが充実しているためおすすめです。

ブックオフ検索画面

ブックオフオンラインの検索画面。メルカリと比較してより安い方を探す。

本の買い方まとめ

本のおすすめの買い方をまとめると、

  1. 書店で欲しい本を探す
  2. メルカリ、ブックオフオンラインで検索
  3. 安い方で購入する

という流れになります。

つまらなかったらメルカリに再出品

本を購入していざ読んでみたら面白くなかったという本もあります。

そんな本はメルカリで再度出品しましょう。

もともと中古で購入しているため、ほぼ同じ価格で出品できます。

自分の本棚に置いて、再度その本を開く可能性があるかどうかが出品の基準です。

社会人になったらできれば新品で

ここまで中古本を買うことをおすすめしてきましたが、僕はあくまで収入のない学生のうちだけだと考えています。

中古本を買っても印税がかからないため、作者には一銭も入りません。
つまり、もし多くの人が中古本だけを買ってしまうと作者が新たに本を書く動機がなくなってしまいます。
そうなれば、それは出版業界全体にも深刻な影響を及ぼしかねません。

そのような考えから、個人的には本を中古で買うのは学割のような特権だと思っています。

もちろん社会人になっても中古で買い続けることは否定しませんが、それでも何冊に一冊かは作者を応援するという意味で新刊本を買うように意識してみてはどうでしょうか。

まとめ

この記事ではなぜ中古本を購入するのか、どうやって購入するのかを紹介しました。

新型コロナの影響で家で過ごす時間が増えています。これをチャンスだと捉え、ぜひ読書習慣を身につけてみてください!

 

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tusugimo625

熊本大学出身、東京在住の会社員。哲学・教育・テクノロジーに興味があり。
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