1. HOME
  2. ブログ
  3. 【大学1年生からできる就活準備】今から始める自己分析で差をつけよう~就活指南~

【大学1年生からできる就活準備】今から始める自己分析で差をつけよう~就活指南~

1年生就活準備

こんにちは。キャリアコンサルタント石松衣美です!

「キャリコンからの就活指南」。今回で3回目となりました。これまでは、大学3、4年生の就活生に役立つ情報をお届けしました。

今回は趣向を変えて、大学1年生に向けて書きたいと思います。というのも、就活はとにかく準備が必要です。

自己分析、業界研究、企業研究、職種研究、エントリーシート作成、筆記試験対策、面接対策など、やることがたくさんあります。早めに取りかかるに越したことはありません。

特に大変なのは、自己分析

他人のことを「ああでもない、こうでもない」と賞賛や批判するのは簡単ですが、「あなたの長所はなんですか?」と聞かれ、自分のことを相手に伝えるのは意外に難しいものです。

長所言える?

自分のことをしっかり理解できていれば、難なく自己PRを作ることができ、面接で自信をもって話すことができます。

さらに、向いている仕事や自分に合った職場環境がわかり、仕事選び、会社選びの基準が明確になります。これを基に、志望動機を作成すれば、企業の人事担当者も「なるほど!」と納得するでしょう。

自己分析にどれだけ時間をかけたか。自分のことをどれだけ理解しているか。これが就活の成否を分けます。

というわけで今回は、自分のことをより深く理解するために、大学1年生から始める自己分析をご紹介します。

「あなたの長所はなんですか?」と聞かれ、すぐに答えられない方はぜひやってみてください!

【定期的に自分を振り返る】

自己分析とは、一言でいうと「自分がイキイキ輝ける場所を見つけること」。私はそう考えます。

そのために、定期的に自分を振り返る時間を作ることをオススメします。

例えば、月1回。月末に30分。1か月に起きたことを振り返る。

決めた時間以外にも、何かを達成したとき、大変なことを頑張ったとき、その直後に自分の考えや行動を振り返るのも良いです。

それでは、「自分を振り返る」とは何をすればよいのか。

日記を書くように、印象に残った出来事をノートに書き出してください

その際、次の2点に注目して書くのがポイントです。

①イキイキ楽しくやれたこと。
②頑張ったこと。その時、周りの人、環境はどうだったか。

日記をつける

具体例を挙げて説明します。

①イキイキ楽しくやれたこと。

ここから、あなたの得意なこと、強み、向いている仕事を見つけることができます。

例えば、

“ゼミの発表に備え、資料やデータを集めるのが楽しかった。図書館で調べたり、ネットで海外の情報を集めた。新しいことを知ることが面白くて時間を忘れてやった。友達からは「一人でよく集めたね」と驚かれた”

この出来事から、強みは「自分で調べる力」「情報収集力」かもしれないと目星を付けることができます。

さらに、「新しいことを知るのが面白い」ということは、ルーティン業務より、常に新しい知識や情報が得られる仕事が向いていると考えることもできます。

②頑張ったこと。その時、周りの人、環境はどうだったか

これは、あなたが力を発揮できる職場環境や企業風土がわかります。つまり、会社選びの基準となるものです。

例えば、

“アルバイトで新人スタッフの教育を任された。最初はうまく指導できず、新人スタッフのミスが増えた。しかし、店長が「何事も経験だから」と見守ってくれたおかげで、より良い指導法を見つけようと気持ちを切り替え、頑張ることができた。何回かやるうちに、ポイントを押さえて指導することができるようになり、新人スタッフのミスもなくなった”

このことから、「自主性を尊重する」「仕事を任せてくれる」企業風土が自分に合っていると考えることができます。

5人星型

【自己分析をより確実に】

気をつけてほしいのは、たった一つの出来事から「これが強みだ」などと決めつけないことです。

定期的に自分を振り返る目的は、自己分析を確実なものにするため。

いくつもの出来事を記録することで、同じようなことが何度もあれば、それが根拠となり、「これが私の強みだ」と自信をもって言うことができます。

また、人によって力を発揮できる環境は違います。友達が働きやすいと思った会社、親が「いい」と言う会社が、本当にあなたに合っているかどうかはわかりません。

周りの人の言うことに惑わされず、自分の基準で仕事や会社を選ぶためにも、自分のことをしっかり理解しておくことが重要です。

以上、大学1年生から始める自己分析をご紹介しました。

もちろん2年生、3年生でもまだ間に合います。エントリー直前になって慌てないよう、できるだけ早く自己分析に取り掛かることをオススメします。

皆さんの未来がより良いものとなりますように!応援しています!

【まとめ】

○どれだけ自分を知っているか。それが、就活の成否を分ける。自分の長所がわからない人は早目にとりかかろう。

○定期的に自分を振り返る時間を作る。印象に残った出来事をノートに書き出す。イキイキ楽しくやれたこと。頑張ったこと。周りの人、環境はどうかに注目して書く。

○確実な自己分析で、自信を持って話せる自己PR、自分基準の仕事・会社選びに繋げよう。

 

石松衣美ブログ
「働き女子の自分らしく生きるキャリア術」はこちら>>

 

併せて読みたい関連記事

✤まずは心がまえ✤
「【なぜ働くのか?】キャリア・就職活動を考える ~就活指南~

✤インターシップの知識✤
「コロナ禍の冬インターンシップ対策。希望企業に参加できなくてもできること ~就活指南~

The following two tabs change content below.
大学職員として20年勤務。学生サポートや人事採用に携わる。キャリアコンサルタント資格取得をきっかけに自分を見つめなおし組織にとらわれずやりたいことをやると退職。現在、「自分らしく生きる」をモットーにフリーランスで活動。大学や転職支援会社で学生から社会人まで幅広い世代の就活・転職支援を行っている。その傍ら、キャリアお役立ち情報をブログで発信中。
  • コメント ( 0 )

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

関連記事

\ ログインしてコメントする /

\ 新着記事一覧 /

\ 編集部ピックアップ記事 /