東京 vs 地方|住むならどっち?期間限定の東京住まいってあり?熊大卒業生が住んでみて感じた双方の魅力
こんにちは、すぎもとです!
東京のような都会に就職しようか、熊本のような地方や地元に就職しようか迷っている人もいると思います。
僕は数ヶ月前に、4年間住んでいた熊本を離れて東京に引っ越してきました。
東京に住んでみて気付いた、東京の魅力と熊本の魅力をまとめてみます!
目次
■なぜ東京就職を選んだ?
それぞれの魅力を見ていく前に、僕が東京就職を選んだ理由を説明させてください。
僕は実は福岡出身なんですが、熊本が大好きで、将来は熊本に永住したいと考えています。
でも就活では東京に絞って企業を探していました。
それは単に東京で暮らすことに憧れていたというのもありますが、東京に住まないと出会えない人、身につかないスキルや考え方があるのではないかと思ったからです。
人生のどこかの期間では東京に住もう!と決めていました。
問題はいつ住むかということでした。
なるべく若いうちに東京を経験し、成長して熊本に戻りたい。
そう考え、新卒で上京することに決めました。
■東京の魅力
最初に言っておきたいことは、東京を一括りにできないということです。
東京全体の傾向もあるでしょうが、同じ東京でもかなり地域差がある、と実際に住んでみて感じました。
東京に対して、人が冷たい、チェーン店ばかり、騒がしい、という印象を持っている人もいるかもしれませんが、それが全く当てはまらない地域もあります。
もし、「東京は〇〇だ」という固定観念だけで東京就職の選択肢を除外している方は、可能性を小さくしているかもしれません。
それを踏まえ、東京全体に共通する魅力を紹介していきます!
・圧倒的に便利
地方と比べると東京は圧倒的に便利です。
どこへでも電車で行ける(しかも安い)、Amazonがすぐに届く、徒歩圏内にお店が充実しているなど、地方では味わえないような便利さが溢れてます。
・公園、子供が多い
意外かもしれませんが、東京には整備された公園がたくさんあります。
僕の住んでいる家の近くにも、緑の多い公園があってよくベンチでぼ〜っとしてます。笑
そしてどの公園にも子供がたくさんいます。
少子高齢化が進んでいる地方では見られないくらい驚くほどたくさんの子供たちが遊んでます。
意外な魅力ですが、子供たちが元気に遊んでいる姿を見るとすごくほっこりします。
・美術館、歴史的建造物が多い
東京にはほんとにたくさんの美術館があります。
海外作品の展覧会も東京で行われることがほとんどなので、これを1番の魅力に感じる人も少なくないと思います。
■東京の難点
次に、東京の難点です。満員電車と物価の高さは東京に共通した難点だと言えそうです。
・満員電車
住むまでもなくわかっていたことですが、通勤時間帯は満員電車を覚悟しなければなりません。
僕はこれが本当に嫌だったので、就職先から自転車圏内の都市圏で家を探しました。
・家賃が高い
都市圏内に家を借りたこともあり、家賃は熊本の2倍以上です、、。
郊外で探せばもっと安い物件もありますが、長い通勤時間、満員電車を覚悟しなければなりません。
・飲食店の物価が高い
東京の飲食店はランチでも千円以上するのが当たり前です。もちろん地方レベルの安いお店もありますが、それは一握りです。
逆に言えば飲食店と家賃以外は、物価の高さは感じません。
スーパーの食料品は熊本とほとんど変わらないか、むしろ少し安いくらいです。
■熊本の魅力
続いて熊本の魅力を見ていきましょう。
熊本の魅力を一言で表現すると「自然とアットホームさ」です。
これに大きな魅力を感じる人にとっては熊本はとても居心地の良い場所になるはずです。
・雄大な自然
言うまでもなく熊本には阿蘇があり、天草があります。
東京を含む関東の大部分は平野になっているため、山が全く見えません。
山があることが当たり前になっていたので、少し寂しく、東京の街が無機質なものに見えてしまいました。
日本全国の自然を撮っているプロの写真家さんが言っていたことですが、阿蘇の自然が織りなす絶景は日本でも類を見ないそうです。
熊本に住んでいると気づかないのですが、山にも海にもすぐに行ける熊本は素晴らしい立地だと思います。
・人が少ない
人口が少ないというのはデメリットでもあり、メリットでもあります。
デメリットは出会いが少ないということですが、新型コロナの影響でオンライン化が急速に進んだため、そのデメリットも感じにくくなっています。
僕は人混みが苦手なので、熊本の静かさは大きな魅力です。
・飲食店が安くて美味しい
東京に来て、熊本のご飯の安さと美味しさを改めて実感しました。
もちろん東京にも美味しいお店はたくさんありますが、安さと美味しさが両立しているお店はとても少ないと思います。(もしあったとしても間違いなく行列ができています)
■熊本の難点
熊本の難点は時代の進歩とともになくなってきているように思えます。
人の少なさはオンラインでカバーできますし、流通も発達して通販の買い物もすぐに届くようになってきています。
格安航空もあるため、東京にも2,3時間で安く行くことができます。
都会と地方のギャップは技術の発展とともに年々縮小するのではないかと考えています。
■どこに住むかではなく、どう住むか
ここまで散々東京と熊本を比較してみましたが、結局は住む人の心持ち次第なところが大きいです。
哲学者のニーチェはこんな言葉を残しています。
「まさしく事実なるものはなく、あるのはただ解釈のみ」
絶対に住み良い街などは存在せず、自分たちがその街をどう解釈するかによって街の価値は決まります。
東京にも熊本にも魅力と難点はあります。
今の時代、難点を克服するための選択肢はいくらでも見つかります。
そのために行動しようとする意思、住んでる街を住み良い街に自分から作り変えようとする意思がどこに住むにしても重要です。
「東京は〇〇だ」「熊本は〇〇だ」という過剰に一般化した固定観念に捉われず、あらゆる可能性を検討することを心がけてみてください。
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