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進学?就職?理系大学院進学のメリットとは|院進学のスピンオフ ~学びとキャリア選択の多様性~

すぎもとこんにちは、すぎもとです!

今回は理系の大学院進学について解説します。
と言いつつも、実は僕はこの春大学院を中退して就職をしました。

中退したのに大学院について解説するのもどうかな〜っと思ったのですが、中退者でしか見えない視点もあるのではないかと思い直し、書いてみることにしました。
少しでも皆さんの進路選びの参考になれば幸いです。

理系の大学院進学事情

僕の話に入る前に、まずは大学院の進学状況について見ていきましょう。

こちらは熊本大学の学部生の大学院進学率を学部ごとに見たグラフです。

院進学割合

熊本大学の学部別進学率(令和元年度)

見てわかる通り、工学部、理学部、薬学部と理系学生が進学者の大多数を占めています。

僕の所属していた工学部に至っては6割以上の学生が大学院に進学します。

理系の院進学率が高く、文系は低いことの要因は色々と考えられますが、理系の場合は研究職や開発職への就職が多いため大学院生の方が重宝されることが大きな理由の一つです。
そのため、理系は大学院に進学すると就職で有利になりますが、文系は進学すると一般企業への就職は不利になると言われています。

 

なぜ中退することにしたのか

僕が大学院進学を決めるときも、周りの友人たちは当たり前のように院進学を決めていました。でも僕の場合は開発職や研究職には興味がありませんでした。ではなぜ進学することにしたのか。

ちょっとややこしい話になるのですが、僕は高専から大学の3年生に編入学しています。
つまり、院進学せずに就職を決めると、入学したその年の冬から就職活動を行わなければなりません。
これでは何のために大学編入したのかわからない、と思いとりあえず大学院進学を決めました。

言い換えると、僕の大学院進学の理由は「大学生的な活動を続けたいから」ということになります。

その目的に沿って、入学してすぐの大学院一年次には1年間休学してずっと行きたかったアメリカに留学します。その他にも休学期間を活用して、ボランティア活動や学生団体の立ち上げも行うことができました。

少し不純な動機に聞こえるかもしれませんが、実際、理系の大学院に進学する人は「なんとなく」や「まだ就職したくないから」といった消極的な理由の人も少なくありません

一年が経ち、就活を考える時期を迎えました。
大学院での休学期間を1年間終えて、大学生的な活動をするという目的は充分に達成しています。
そして、就職先も開発職や研究職には興味がなく、IT系のベンチャーに就職したいと考えていたので、あと2年間大学院に通うメリットを見出せない状況でした。

そこで、本来22年卒として就活すべきところをダメもとで21年卒として就活したところ、大学院中退でも受け入れてくれる企業から内定を頂けたので中退することを決めました。
これは新型コロナウイルスの影響で就職活動が全てオンラインになり、手軽に就活できたということも手伝いました。

 

どんな人が理系の大学院進学に向いているのか

さて、このような僕の経験を踏まえてどんな人が理系の大学院進学に向いているのか考えていきます。

1. 大手企業志望

大手メーカーなどの理系の大手企業に就職したい人は院進学に向いています。学部卒と大学院卒で初任給も変わるため、実感として院進学のメリットも感じやすいですね。

2. 開発研究職志望

企業の開発職や研究職に就きたい人にとって、大学院進学はほとんど必須です。大学院での研究も真面目に行い、就活時に研究成果をアピールできると大きなアドバンテージにもなります。

3. 研究者志望

一般企業だけでなく、国立の研究機関や、大学の教授を目指す人も大学院進学は必須です。これらの職業は大学院に2年間通った後、3年間の博士課程を卒業する必要があります。本当に研究が好きでなければ過酷な道のりになると思います。

4.大学生活を延長してやりたいことがある人

学部の期間だけでは大学生活でやりたいことを全てできなかった人も大学院に進学しても良いかもしれません。「なんとなく」で進学してぼんやりと貴重な最後の学生期間を過ごすのはお勧めしませんが、有意義に使うならうってつけの期間です。ただ、大学院2年生になると修士論文を書く必要があるためかなり忙しくなります。その覚悟を持って進学しましょう。

■最後に

僕は結局大学院を中退することになってしまいましたが、全く後悔はしていません。
もし今、大学院生で院を卒業するメリットが無いと感じる人は中退して就職することも選択肢の一つかもしれません。

どちらにせよ、有意義な大学院生活を送るために、自分なりに大学院進学の目的を意識しておくことは重要です。ぜひ今回の記事を読んで今一度自分の目的を考えてみてください。

 

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