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大学生9人に聞いた!留学体験記 vol.2|費用は?準備は?-長期留学(半年〜1年)/英語圏編-

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こんにちは、ココ丸です。春を迎えて心地いい日々が続いてますね🌸

今回は”留学体験記 vol.2ということで、第2弾では熊大生の留学体験記長期留学(半年〜1年)/英語圏編を紹介していきます。
(第1弾では短期留学(2週間〜1ヶ月)/英語圏編を紹介しています!こちらもぜひ覗いてみてください☆)

コロナ下で留学を経験した学生3人の率直な気持ちを聞ける他、留学先や滞在期間の決め方、実際に利用した制度など実用的な情報も満載です!

 

Dさんの留学体験談 inアメリカ合衆国(モンタナ)

滞在期間 2019年8月~2020年5月(約7ヶ月※3月~5月はオンライン)
滞在形式 学生寮
留学形式 交換留学
留学経費 約150万ほど(半分以上は奨学金利用)
奨学金制度 JASSO

Q:留学先を決定した理由は?
ハリウッド映画が好きでアメリカへ。アメリカと熊本大学の提携校はモンタナ州だけだった!
Q:留学期間を決定した理由は?
単純に長期留学のほうがかっこよくない?って気持ちはありました(笑)
短期留学(ラトビア)は一回経験していたし、時間とお金は頑張れば確保できる環境だったからこそ、行っちゃえ〜!ってなりました。
短期留学を選択したとしても、アメリカとラトビアでは全く違うものを獲得できるんやろうなとは思っていましたが、どうせ行くなら長期で行って短期じゃ得ることができなかったものを獲得したい!と思いました。
語学力はもちろん、生活スタイルとかちょっとした不快感とか、人脈とかもですね。
あとはちょっと自分を試したかったのかも。自分がいざ海外で生活するってなったときにどれだけ通用するのか知りたかったです。実際行ってみた感触としてはコテンパンにやられたという感じですが…
そして、交換留学とはいえそこそこお金がかかるため私の場合は奨学金必須でした。奨学金のおかげで生活を楽しめた面もあると思います。
勉強はわからないことだらけだからとにかくいろんな人に聞きまくるしかない、という精神で挑みました!
Q:留学前に準備しておくべきこと・ものを教えて!
準備したかったらする、する時間がなかったらしなくてもいいと思います。自分の状況(状態)によって吸収する内容は違うけど、どちらが良いとか悪いとかないと思うから!
それ以上に留学先で”何をしたいか”をよく考えるのが一番大切だと感じています。そこを明確にすることで準備しないといけないことが自然とわかってくるのではないかなと思います。

アメリカ思い出写真2Q:アメリカで印象的だったこと/苦労したこと
印象としては空気がめちゃくちゃキレイ!そして誰とすれ違っても絶対微笑み返される!税金がないのも日本と違うところ!ただし色々安い気になって買い物しちゃうと結局まあまあな値段してしまう(笑)
逆に苦労した点は、⑴出費の管理(クレカで支払うから気づかないうちにこんなに、、、ってことになりかねない!)⑵毎日の課題をこなすこと⑶太らないようにすること(これは留学に行く学生のお悩み常連!笑)
Q:ズバリ!留学を通して感じたことは?
アメリカだからといってみんながみんな高身長なわけではないことに大ショックを受けました。「キラッキラの留学生活!!」みたいなのを思う存分想像しまくって、理想とのギャップに打ちのめされるのも悪くないんじゃないかなと思います。留学で何か得た!っていうのをはっきり伝えることができなくて申し訳ないのですが、少なくともわたしは、そういう苦しい現実にぶつかっても最終的にはなんとかなる、ということは学べました。 とにかく、わたしは本当に周りの人に恵まれて、留学期間はめちゃくちゃハッピーな時間でした。
Q:最後にアドバイスをください!
基本的なこと、事務的なことは余裕をもって済ませることをお勧めします(ビザ、保険、携帯関係、留学先の事務手続きなど)。あとは在学してる大学の課題なども、早めに済ませて、留学準備だけに集中できる環境をつくることも大切だと思います!

☆ココ丸ポイント
本パートを読んでアメリカには税金がないの!?と気になった方もいるのでは?そこでアメリカと日本の消費税の違いについて少し調べてみました

アメリカの場合、消費税という名前の税金はありません。その代わりSales Taxと呼ばれるものがあります。日本語で小売売上税といわれます。日本の場合、消費税率は全県一律ですが、アメリカの場合、Sales Taxは州によって大きく異なっているそうです。例えばカリフォルニア州のロサンゼルスでは計10%近い小売売上税が取られますが、オレゴン州やモンタナ州では0%になっています。Dさんはモンタナ州に滞在していたので価格が安いと感じていたのですね。州によっては、薬や食品の税金を安くしているケースもあります。アメリカに留学する場合は州ごとで税制が異なるケースもあるので、日本とアメリカだけでなく州ごとに比較しておくのも良さそうですね!

(参考:日本とアメリカの税金を比較!その違いから見えてくるもの

 

Eさんの留学体験談 inアイルランド

アイルランド思い出写真1

滞在期間 2019/09〜2020/03(約7ヶ月)
滞在形式 学生寮
留学形式 交換留学
留学経費 約140万円ほど(コロナにより少し予定と変わりました)
奨学金制度 JASSO

Q:留学先を決定した理由は?
英語圏で自然が沢山だから!他のヨーロッパの国にも近くて、旅行しやすいと聞いていたので。
Q:留学期間を決定した理由は?
大体3年生で留学に行く人が多いと聞いて、それに倣った感じです。
コロナがなければ、5月とかまでいる予定でした!
Q:留学前に準備しておくべきこと・ものを教えて!
行く国の基本情報とか地理とかを調べること。お土産に日本のお菓子とか持っていくと盛り上がる!

アイルランド思い出写真2Q:アイルランドで印象的だったこと/苦労したこと
現地の人だけじゃなくて、世界中から色々な国籍の人が来ていてすごく国際色豊かだった。あと電気代が高かった!
滞在先で苦労したことは…….宗教の勧誘。
Q:ズバリ!留学を通して感じたことは?
すごくノリのいい人が多かった!
知らない人に対しても困ったら声をかけてくれたり、助けてくれる人が多くて助けられた反面、少し他人任せになってしまった…!

☆ココ丸ポイント
留学直前、「滞在先で渡すお土産どうしよう?」と悩む学生も多いのでは?そんな悩める学生のためにもここでは、海外に行くなら絶対にチェックしたい!日本のお菓子をリストアップします☆

ハイチュウ ポッキー コアラのマーチ キットカット
じゃがりこ おせんべい こんぺいとう かりんとう
おかき 八ツ橋 富士山をモチーフしにたお菓子
和菓子 知恵菓子 変わった味のお菓子

これを知った時私は「え、そこらへんで買えるやつでいいんか、、手抜きっぽくない?」(ちなみに私はホームステイ先の家族に実家で育てている茶葉と木製の器などを持って行きました)と思いました。
しかし、よく考えると自分も留学先から日本に帰ってくるときのお土産に現地のスーパーにある見たことないチョコレートばかり買っていたのを思い出して「絶対喜ばれるやつやん!」と一瞬で納得しました(笑)
今回参考にしたサイトには各お菓子の魅力ポイントや、お菓子以外で外国の方にウケる手土産もたくさん紹介されています!
意外性があって面白いものもたくさんあるのでぜひ覗いてみてください(^^)
(参考:『海外/留学先に持っていきたい日本のお土産百選』

 

Fさんの留学体験談 inオーストラリア(ベンディゴ)

オーストラリア思い出写真2

滞在期間 2020/2/3~2020/12/29(10ヶ月と26日)
滞在形式 シェアハウス
留学形式 TAFEという専門学校に通学
留学経費 約220万ほど
留学費の工面方法 ・トビタテ留学JAPANの奨学金
・現地と日本でアルバイト(学生ビザでもアルバイトができる国は限られているから、事前に調べておいたほうがいいかも!)

Q:留学先を決定した理由は?
オーストラリアにしたのは、フレンドリーな国民性、多文化、気候が穏やか、アメリカ等に比べて安全という特徴に惹かれたから。 ベンディゴ にしたのは、トビタテの奨学金をもらうための活動を行う場所として、最適だったからです!
Q:留学期間を決定した理由は?
英語力をつける意味でも、長期間留学をしたかったから。1年間休学して留学するので、せっかくなら英語以外にも好きなことを学びたいと思い、TAFEでグラフィックデザインを学んでいました。留学生だけでなく現地の人たちとも交流したかったので、現地のオーストラリア人が90%以上を占めるTAFEを選びました。
Q:留学資金はどうやって工面したの?
トビタテ留学JAPANの奨学金
現地と日本でアルバイト(学生ビザでもアルバイトができる国は限られているから、事前に調べておいたほうがいいかも!)
Q:留学前に準備しておくべきこと・ものを教えて!
実際に日本にいる外国人と話して、コミュニケーションを取る練習 ・国際運転免許を取る
海外でお金を下ろせるカードを作っておく
→キャッシュパスポート・ライフカードなど。私はギリギリに作ってしまったので、渡豪までにカードが届きませんでした(汗)
海外送金の方法を調べておく
transferwiseを私はずっと使っていました。日本のtransferwiseの銀行に入金して、それが国際送金される形なので、家族にも送金を協力してもらう必要があります。もしくは、デビットカードを持っていれば、日本の口座と連携したデビットカードを使って、自分で送金の手続きができます。長期だと現金が必要になることも多いですが、短期の留学であれば、クレジットカードといくらかの現金で十分だと思います。留学先の国で、キャッシュレスになっているかどうかも調べておくといいかもしれません。

Q:オーストラリアで印象的だったこと/苦労したこと
カンガルーが大学構内にいる。鳥の数が尋常じゃない。友人が購入前の水をスーパーで飲み始める(!?)
苦労したポイントはハウスメイトの英語が早すぎて聞き取れないことと、オーストラリア訛りの英語が聞き取りにくかったこと。
Q:ズバリ!留学を通して感じたことは?
オーストラリアでは様々な国の食べ物が手に入るので、案外食事は困らなかった!イケメンは多いけど現地で過ごすにつれその顔にも段々慣れてくる(笑) 価値観含め留学して変わったことといえば、”常識”。これまでの当たり前に振り回されなくなったということと、違いを違いとして受け入れられる多様性が身についたことかな〜と思います。それと、多様な価値観に触れたことで視野が広くなって、今まで気にならなかったこととか自分には関係ないと思っていたことにも興味を持つようになった!

☆ココ丸ポイント
Fさんの紹介パートには”TAFE”というワードが出てきました。

TAFE (Technical and Further Education)”とは、オーストラリアに100校以上ある、州立の職業訓練専門学校のことです。留学生を対象とした様々な専門コース、英語コースを開講し、90%以上は現地のオーストラリア人で構成されています。TAFEでは学生だけでなく、「キャリアアップしたい」、あるいは「転職のために実践的な専門スキルを身に付けたい」という社会人にも人気があり、年々TAFE留学を考える留学生は増えています。TAFEのコース内容は、ビジネスから農業、レジャーまで非常に幅広く、特にビジネス、福祉、園芸、アート&デザインといった分野は、コース数も充実しています。オーストラリアならではのツーリズムは人気の高い分野のひとつであり、マリン・ツーリズム、ワインメーキング、馬産業(競馬調教、馬上経営)など、各TAFEでは毎年様々なコースを開講しています。

{入学基準などその他の詳細はこちらの記事からTAFEについて(TAFE留学)

 

まとめまとめ

本記事で紹介した学生それぞれが「短期留学で得られるもの以上のことを長期留学では得ることができる」という気持ちのもと長期留学に挑戦していました。

Dさんの場合は「自分の好きなハリウッド映画の本場を体感したい」「長期滞在を通して海外に今の自分がどれだけ通用するか試したい」、Eさんの場合は「グラフィックデザイン」を学びたいというように”語学力の習得”や”異文化体験”プラスαで目的を持っていました。

長期滞在する分、学びの目的を多様化させられることも長期留学のメリットの一つなんですね。

今回の記事に協力してくれた3人全員、コロナ下での留学を経験しています。
ココ丸自身コロナ蔓延により予定よりも前倒しの帰国をせまられ、やり場のない憤りを抱えている学生から複雑な心境をきく機会が何度かありました。
長期留学と聞くと「時間がたくさんある」と思っていましたが、限られた時間の中での経験ということには変わりないのだと感じました。
コロナもそうですが、いつ何が起こるかは誰にもわかりませんよね!だから何でもやりたいこと、成し遂げたいことを見つけたら後回しにせず、その瞬間から少しづつでもやり始めることが後悔を少なくするカギなのかもしれないですね(^^)

ここで長期留学(半年〜1年)/英語圏編は終わりですが、引き続き熊大生の留学体験記(次回はその他留学/韓国、スペイン編+ココ丸の留学体験談-番外編-を紹介していくので、ぜひそちらものぞいてみてください☆

 

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ココ丸

熊本の大学4年生。運動・ドライブが大好きです★ 心のビタミン剤は”お笑い”と”実家の愛犬”
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