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薬剤師国試浪人の一年|後編|予備校、コース選びのポイント

こんにちは。
薬剤師ライターのyukaです。

国試浪人の1年前編に引き続き、今回はコースの特徴や雰囲気をまとめています。
ぜひ最後まで読んでみてください!

1年コースか、半年コースか

以下が、一年コースか半年コースにするか、の私なりの判断基準です。

偉そうなことを言えた立場ではないのですが、その年の合格点のボーダーからマイナス10点以内かどうかがポイントになると思います。

周りの子たちの点数と雰囲気を見る限り、おそらくボーダーから10点以上低い場合、どこか知識に抜けが合ったり、不十分な点がある可能性が高いです。

その場合、一年コースの方が講義範囲が広く、時間をかけて勉強できるのでそちらのコースを選択してもよいのかなと思います。
また、ブランクがあっての受験の人も一年コースのほうが良いのかなと感じました。

ある程度去年、勉強していて内容も頭に残っている・・・という人に、半年コースはおすすめだと思います。

 

半年コースの特徴

半年コースの特徴として青本の全ての講義範囲をやらず、国試頻出の範囲を中心に扱うことがあげられます。

講義実施範囲が広くない分テキストや問題集がかなり圧縮され、見直しもしやすく、反復して見直しできるので、青本よりもやり易いです。
しかし、範囲を絞る分どうしても模試などで講義未実施の問題に遭遇することもあります。

ですが、講義予定にない範囲でも自分専用のオンライン教室に教科ごとの青本の授業動画があげられているので、プラスで補いたい場合でも対応可能です。
ちなみにこのオンライン教室は薬ゼミのコースに入るとついてきます。実際に私も講義未実施の範囲をオンライン教室で動画を視聴していました。

 ・講義時間やスケジュール

基本的には月曜から金曜までの9:30から18:05までで、90分×4コマあります。

ただし、薬ゼミには週ごとのまとめテストがあるので、もう少し授業時間が長い日もあります。
また、月ごとのまとめテストもあるため、かなり詰め込んだスケジュールになっています。

祝日も講義にあてられることが多く、この半年間は祝日が私の中で存在しませんでした。
土曜日もたまに授業を行う日もありました。日曜日はほぼ休みでした。

年間の動き的には、9月~11月末までは講義、12月以降は問題演習中心となります。
これは先生たちも言っていたのですが、9月~11月末までの間にどれだけ知識が定着するかが合否に大きく関与します。
私自身も前半戦での頑張りがかなり重要かなと思いました。

 ・講義の雰囲気や自習室について

ライブ配信コースの先生は全体的に明るい先生が多く、授業もおもしろい先生が多かったです。
朝からテンションが死んでいる時が多かったので、すごくありがたかったです。

私は基礎科目が苦手で、国家試験直前の時期でもかなり初歩的なことを質問していたのですが、全く怒ったりせず質問に返答してくれました。

質問も個人のメールボックスに返答するか、講義終了後に直接教えてもらえるか選ぶことができます。他の人の質問を聞くこともできるので参考になることも多かったです。

また、講義終了後から19時までと、土曜日に自習室zoomを開いてくれるのでそこに参加することも可能です。
講義終了後の自習室はそのまま講義で使用していたzoomの部屋を利用します。

一方、土曜日のzoom自習室はその日に担当してくれる科目の先生たちが待機してくれ、質問があれば答えてくれます。
質問が特になくても参加可能なので、気軽に参加できますよ。

 

この一年を振り返って

私も去年自己採点をしてボーダーギリギリで落ちるか落ちないかのラインにいました。
合否が出るまで何をしても点数が頭をよぎり、精神的にもかなり追い詰められていました。
結果的には不合格だったのですが、しんどすぎて当時の記憶が飛んでいます。

私もぶっちぎりで点数が良かったわけでは無いのですが、誰かの手助けになれば幸いです。

 

最後に

もしこの記事を読んでいる人で、今回の国試の結果が思わしく無かった人がいたら、自分を責めないで下さい。
去年、私もモヤモヤした春休みを送り、どうして受からなかったんだとすごく落ち込んでいました。

私は大学に入るため浪人もしていて、なおかつ大学も中退、そこから薬学部に再入学して国試浪人までしています(笑)。
親に心配をかけ、友達にも気を遣わせ、たくさんの人の手を借りながらここまで来ました。

受かったからそんなことが言えるんだと思われるかもしれませんが、無駄な時間は今のところひとつもありません。
その当時マジで無駄と思った時間も今に繋がっている、と思うことの方が圧倒的大多数です。
ですので、一旦十分な休息を取ってから動き出してくださいね。
必ず今の頑張りは未来のどこかに繋がる瞬間がきますので。

それではまた次の記事で!

 

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関西在住の学生ライター。とある大学の薬学生。文章を読んだり書いたりするのが好き。
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