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就活不安との向き合い方|社会人2年目が語る「不安とはなにか?」

大学4年生の夏、僕は自分の進路について深く悩んでいました。

当時、僕は就活をしていませんでした。

大学院に行くと決めていたため、就活のことなどは頭の片隅にもなかったのです。

しかし、とあるきっかけで、いま働いている会社と出会い、就職したいと思うようになります。

しばらく考えを重ねていくうちに、就職したい気持ちはどんどん強まってはいたものの、決断に踏み切ることはできませんでした。

就職したい気持ちと同じくらい、「ここに就職して本当に、大丈夫なのだろうか?」という強い不安がありました。

なぜ不安があったのか。

当時、その会社は創業1年目。

まだできたばかりの会社に対して、僕は不安定なイメージを持っていました。

また、このようなできて間もない会社に新卒入社した先輩は身近におらず、ネットで探しても大した情報は得られませんでした。

身近な先生や友人にも相談しましたが、最終的には自分で考える必要がありました。

このまま悩んでいても、決断することはできないと思い、不安の原因を考えてみました。

不安の原因(正体)が分かれば、決断の足掛かりが掴めるのではないかと思ったのです。

不安とはなにか?

不安とは一体、なんなのでしょうか?

不安を感じているとき、僕は心が締め付けられ、想像する未来が暗くなっていくような感覚になります。

みなさんは、どのような時に不安を感じますか?

小さな不安から大きな不安まで、さまざまなシチュエーションで不安に感じることがあると思います。

果たして、不安は自分の心が生み出しているのなのでしょうか。

それとも、自分以外の何者かによって、生み出されるものなのでしょうか。

不安は可能性によって

僕たちは、自分の将来にあらゆる可能性を持っています。

高校を卒業して大学に入学すれば、良い友だちができるかもしれない。

希望する会社から内定がもらえるかもしれない。

明日も、なにかいいことがあるかもしれない。

このようなポジティブな可能性と表裏一体で、ネガティブな可能性も持っています。

大学に入学しても、良い友人関係を築けないかもしれない。

希望する会社から内定をもらえないかもしれない。

明日は何もいいことがないかもしれない。

この悪い可能性によって、僕たちは不安になります。

良い可能性と悪い可能性は、表裏一体で、どちらかが欠けることはありません。

2つ合わせて、「可能性」なのです。

喜びは不安によって

僕たちは様々な可能性によって、不安な気持ちになります。

しかしその一方で、喜びの感情が生まれるのもまた、可能性のおかげです。

会社から内定をもらって喜ばしいのは、「内定がもらえないかもしれない」という不安を乗り越えたからです。

良い友達ができて嬉しいのは、「友人関係を築けないかもしれない」という不安を乗り越えたからです。

不安を乗り越えた先に、大きな喜びや嬉しさがあるのです。

不安を越えて

僕が就職の不安を乗り越えて、2年が経ちました。

僕が不安を乗り越えられたのは、不安の先の喜びを想像し、それを受け入れたからです。

仕事に慣れた今でも、僕は不安を抱えています。

仕事の大事な局面では、失敗の可能性がちらつきます。

大きな仕事を任されると、責任が重くなり、不安な気持ちも大きくなります。

不安が全くなくなることはありません。

しかし、いつだって不安は「過程」です。

このような不安を乗り越えたとき、先輩から認めてもらえたり、大きなやりがいがあったりすることが、大きな喜びとなります。

不安とはなんでしょうか?

僕にとって不安とは、僕の人生に欠かせないものです。

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Shunpei

熊本大学を卒業後、アプリやWebサイトを作る仕事をしています。会社に勤めながら、副業として個人事業もしています。趣味は辞書を読むことです。
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