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高校生に贈る!どんな基準で大学を決めたのか?|公務員志望 現役大学生が語る「進路と大学選択と勉強」

こんにちは。現在、熊本大学法学部に通う4年生のうらすけです。
卒業後は公務員になります。

今回は僕がどのような基準で現在の大学に通うことを決めたのか、またどのように勉強したのかをお伝えしたいと思います。

大学を選んだ3つの理由

以下の3つの理由から僕は進路を決めました。

① 自分の学力

高校3年間で熊本大学法学部の模試の判定は最高でCでした(合格率50%)。
このC判定も数回あっただけでほとんどがDやEでした。

この時点で熊大以上の偏差値の大学は諦め、熊大かもしくは地元の大学かに絞りました。

最終的に熊大を受験することにした決め手はセンター試験の点数です。

当時の熊大法学部はセンター試験でB判定が出る点数が650~670だったので、センター試験で670点以上が取れた場合に受験することを両親に交渉し、許してもらいました(両親は地元の大学に通って欲しかったみたいでした)。

なぜ、B判定を基準にしたかというと、記述の模試では何度かB判定を取っており、二次試験科目の国語と英語に自信があったからです。(本番は国語が5割、英語が4割しか取れませんでしたが笑)

結果的に本番は700点を越すことができたため受験し、無事に合格することができました。

② 興味のあることが学べる学部

地元の大学には法学部がなく、文系の学部としては経済学部、多文化社会学部、教育学部、環境科学部がありました(受験生ならどこの大学かわかりそうですね)。

僕はリーガルハイというドラマの影響で法律に興味があったので、法学部がある大学で九州の公立大学を調べたところ、複数見つけることができました。

しかし先ほどの学力との兼ね合いを鑑みて熊本大学法学部への進学を希望するようになりました。

③ 卒業後の進路・将来の希望職業へのプロセス

僕は中学生の頃から漠然と公務員になりたいと考えていました。

そしていろんな大学の情報が載っている本を高校3年生の授業の休憩時間に見ていたところ、熊本大学の法学部の卒業生の進路で圧倒的に公務員が多いことを発見しました。

また、公務員試験についても調べたところ法律科目が多く出題されるということを知りました。

このことから自分の将来の希望に近づけるのはこの熊本大学法学部だと考え、受験することを決意しました。

勉強法について

さて次にどのように勉強したかを伝えたいと思います。

部活引退後最初の模試がD判定だったことから危機感を覚え、計画的に勉強することにしました。

具体的にまず本番でどの科目で何点とるかという目標を設定しました。

そして現在の点数と比較し力を入れる科目(英語、数学)と、少し勉強時間の比率を落とす科目(国語)を決めました。

ここまでで大きな方針を決め、ここから小さく計画を立てていきました。

その小さな計画とは一週間ごとにノルマを決めるということです。

これは2017/10/16のものですが・英単語30語・英語の語法10P・イディオム6P・数学の黄チャート8題をすることを計画し実際に行いました。

これはあくまでノルマであり自習の時間にしたのではありません。

休み時間や理解をしている授業の時に内職をしたりして(本当はだめ!)このノルマを行い、塾や学校での自習時間には他の科目を勉強していました。

この習慣を続けたことで模試では100~120点だった数学は本番7割弱、平均120点だった英語は本番8割強の点数を取ることができました。

最後に各科目の勉強法をざっと書いていきたいと思います。

【現代文】
特に問題演習はなし、朝食の時間に新聞のコラム欄を速読していた。
【古文】
いろんな問題にあたって原文と全訳の比較
【数IA】
時間に制限をかけて過去問演習や模試の過去問の演習
【数IIB】
黄色チャートを二周。問題の解き方、考え方を自分の中に落とし込んだ。
【英語】
単語、イディオムを三周。長文は単語の意味がわかれば文法が多少甘くても簡単だと考えていた。
【地理】
地図帳に書き込む、カテゴリーごとにまとめる
【倫理】
人物と主張を結びつけて捉える。時代ごとにまとめる。対比できるものは対比で覚える。
【政経】
物事の背景や国同士の対立を踏まえながら覚える。
【地学、生物】
暗記→問題演習の繰り返し

行き当たりばったりで手当たり次第に問題を解いたり暗記するのではなく、ゴールから逆算して計画を立てて、自分が作成したノルマで自分を律して勉強していました。

まとめ

高校生の皆さんの中には自分の現在の学力と大学の偏差値だけを見て志望校を決めている人もいるかも知れません。
もちろんそれも大学選びの1つの方法なので否定はしません。

しかし、何を学んで、将来何になりたいか?まで考えて進学先を決めると、その後の4年間がより有意義になると思います。

また高校生の時期は漠然と勉強しがちですが、学びたい学科の情報を集めておくこともおすすめします。
受験勉強のモチベーションアップに繋がるかも知れません。

受験生の皆さん、頑張ってください!
応援しています。

【Border Line編集部より】
うらすけくんの公務員試験受験状況と結果
国家総合職 一次不合格
国税専門官 最終合格
国家一般職行政九州 最終合格
裁判所事務官一般職(九州) 最終合格
長崎県庁 最終合格

 

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うらすけ

長崎県生まれの22歳。小2から高3まで野球づけの日々を過ごす。大学は法律系のドラマに影響されて法学部に進学。公務員になりたいという小さい頃からの夢を実現するために勉強し、合格。来春から国家公務員になります。
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