就活準備|大学1,2年生のうちにやっておいてほしいこと~就活指南~
こんにちは。キャリアコンサルタント石松衣美です!
大学3,4年生のエントリーシート添削や面接練習をやっていて思うことがあります。
それは一朝一夕にはできないということ。
例えば「緊張しいで上手く話せないんです」という方がいます。
こういう場合、いよいよ就活となり1か月程度面接練習したからといって上手くなりません。
子供の頃から、初対面の人と話したり、人前で話すのが苦手というなら、なおのこと克服するのに時間がかかります。
苦手とわかっていたなら早めに取り組んでおいてほしかったなと、私は思ってしまいます。
そこで今回は、3,4年生になって後悔しないよう1,2年生のうちにやっておいてほしいことを書きたいと思います。
【初対面の人と話す練習】
大学の外でいろいろな人と会う機会を作ってください。特に、年上の社会人と話すことに慣れておくことです。
初対面の面接官でも緊張せずに話せるようになること。これが当面の目標ですが、将来、社会人として働くことを見据えて苦手克服に取り組んでほしいです。
なぜなら、面接で緊張して話せないなら、入社後もお客様や取引先とコミュニケーションを取るのが難しいだろうと判断されてしまうからです。
例えば、接客のアルバイトにチャレンジする。地域の祭りや清掃ボランティアに参加する。音楽が趣味なら地域の社会人サークルを探すなど方法はいろいろあります。
また、様々な人との交流は、初対面の人と話す練習にもなるし、社会人から敬語やマナーを学ぶこともできます。
「敬語やマナーを身につけたいので、私の態度で気づくことがあったら教えてください」と予めお願いしておけば、社会人の方も指摘してくれます。
これからは行動制限も緩和されていくでしょう。外出や集まりも可能になってきたので積極的に取り組んでほしいです。
【文章を書く練習】
エントリーシート添削で「文章を書くのが苦手。日本語がおかしくないか見てほしい」という方がいます。できるだけお手伝いしたいと思っていますが、「私は国語の先生じゃないよ」と言いたくなることもしばしばです。
文章力も短期間で身につけられるものではありません。社会人になれば顧客向けの提案資料や社内会議の議事録を作成したり、文章力は必要です。できれば1,2年生のうちに文章を書く練習をしておいてほしいです。
文章を書く練習におすすめなのが、上手な人の文章を書き写すこと。例えば、新聞のコラム、好きな小説などを200~400字程度。週1回でもいいので、1年も続ければ体に染みこみます。
インターネットで調べれば、エントリーシート合格例文集なども出てきます。「これはいい」と思うエントリーシートを書き写して練習するのもよいでしょう。
【写真を撮る】
写真というと、履歴書に貼るリクルートスーツを着た顔写真を想像するかもしれませんが、そうではありません。
ここでいう写真とは、普段の自分の姿を撮影した写真です。就活サイトのプロフィール欄は顔写真に加え、サークルや趣味の写真を載せることができます。
企業個別のエントリーシートでは、「あなたらしさを表す写真を載せてください」というものもあります。
どんな人だろうかと、企業担当者に自分のことをイメージしてもらうために写真は重要です。
1,2年生のうちに写真を撮りため、たくさんの写真の中から厳選できるようにしておきましょう。
例えば、部活で練習している姿、友達と一緒に行った旅行の写真。一人暮らしで自炊を頑張っているなら料理中の写真、筋トレが趣味ならトレーニング風景を友達に撮ってもらうのもいいです。
自分一人の写真と、友達など誰かと一緒に写った写真の2種類があるとより良いです。
マスク生活は続きそうですが、撮影の時はマスクを取り、顔が見える写真を撮ることも忘れないでください。
1,2年生のうちにやっておいてほしいこと。いかがでしょうか。それほど難しいことではないと思います。
初対面の人と話す練習、文章を書く練習を1,2年継続して取り組んだら、エントリーシートや面接で「学生時代に力を入れたことは苦手克服です」とエピソードの一つに使うこともできます。
将来の自分のために早いうちから取り組んでくださいね。
就活生の皆さん、応援しています!
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