青春18きっぷでスケボー旅|パークへ行ってみた~日奈久篇~

コロナも終息に向かい、外に出て人との交流が戻りつつあります。
このコロナ禍で、スケボーに目覚めた人も多いのではないでしょうか?
しかしながら、「スケートボードしたいけど、1人じゃ寂しい」、「なかなか上達しない」というような悩みを抱えた方も多くいるはずです。
僕もそんな人たちの1人です。
このBorder Lineで、過去2回にわたってスケートボードを紹介させていただきました。
スケートボードに関する記事はこちら ↓


という訳で、今回は熊本でもスケートボードができる専用の施設として名高い日奈久のパークへ行ってきました!
実際に滑った感想を含めてシェアしたいと思います!
僕自身パークに足を運ぶのは初めてで、かなり緊張したのですが、非常に楽しむことができました!
少しでもみなさんの参考になればと思います。
パークとは?
パークとは、スケートボードを練習することができる専用の施設を指します。パークでは、フラットと呼ばれる平らな地面とレール(手すり)やカーブ(縁石)、ステア(階段)など町中を模した障害物があります。
パークによっても設計は多様で、いろんなパークに遊びに行くのも一つの楽しみです!
日奈久ドリームランド シー・湯・遊
スケートボードができる施設は日奈久ドリームランド「シー・湯・遊」の施設内にあります。この施設は、日奈久温泉開湯600年を記念して整備されたもの。平成21年に整備されたのでかなり年数は経っているのですが、比較的綺麗な公園です。
スケートボードができるのは、その中のニュースポーツ広場です。スケートボードだけでなく、BMX、インラインスケートなども利用できます。施設利用は有料で管理棟で事前申請を行ってから利用します。
利用料は2時間200円と格安です。大学生のお財布にも優しい価格で良心的です!
では施設内を紹介していきます。
パークの紹介
パーク内には様々なセクションがあります。大きく目立つのは隅に配置されたビッグバンク。バンクとは、坂のような斜面形状をしているものを指します。
そして中央付近にはこぶが二つ。ここはなかなか初心者には難しいセクションでした(笑)
奥右隅にはビッグランプがあります。ランプとは半円型の湾曲した斜面形状をしたセクションです。
最後に、入り口向かって正面に小さめのレールやボックスがあります。これらは50-50やボードスライドという基本トリックを練習するセクションです。
他にもミニランプなど初心者がトリックを練習するために必要なセクションがそろっています。ちなみにトリックとは、スケートボードの技のことを指します。

ボックスとレール
僕は基本1人で滑っているので慣れているのですが、友達と来ている方が多く見られました。僕も最初は様子見で滑っていたところ、パークの常連さんに声をかけられて、そこから話が広がり輪の中に入れてもらうことができました。
他のスケーターと一緒に滑ったり、談笑することの良さは、自分ができない技を教えてもらえることがあることです。
僕は今までフラットといって平らな路面でしか練習してこなかったのですが、日奈久のパークはランプとバンクが多く、これを最初からやるのは厳しいと感じていました。
そこで、知り合った常連の方にランプのやり方を教えてもらった結果、ターン、インターフェイキーという技を習得することができました。
やはり1人よりもこうして共通のカルチャーを通して人と交流できることにスケートボードの魅力を改めて感じました。普段は1人でもパークに行ってみると思わぬ出会いがあるかもしれません!
パークまでの交通手段
僕は熊本市内在住なのですが、車を持っていないので、JRで八代まで向かいました。ちょうど青春18切符が1日分残っていたので、往復の電車賃は実質ゼロに抑えることができて節約になりました(笑)
青春18きっぷについてもっと知りたい方はこの記事をチェック ↓

実はJRは、熊本から八代まで一度途切れています。
熊本の八代から鹿児島の川内までは肥薩おれんじ鉄道が運行しています。そのため別で料金を払わないといけません。
今回は八代で下車し、八代から日奈久までバスで移動しました。
料金、交通手段をまとめると下記のようになります。
移動 | 交通手段 | 運賃 |
熊本→八代 | JR(青春18きっぷ) | 通常760円 |
八代→日奈久下西町(最寄り) | バス | 片道200円 |
合計 | 760×2+200×2 | 往復1,920円 |
バスの一番の最寄りは日奈久下西町ですが、今回僕はミスで日奈久温泉駅で降りてしまい、そこから歩いてパークまで行きました。
バスを降りるときにおばあちゃんから「滑るところはまだ先よ。」と忠告を受けたのですが、その忠告通り結構遠かったです。
日奈久温泉を観光する場合は帰りに立寄ることをお勧めします!
パークに持って行くもの
パークに行ってみて実際に必要だなと思ったものをリストアップしてみました。
● 水(2リットル)
● 食料
● タオル
● 着替え
● 日焼け止め
日奈久のパーク周辺にはコンビニもないため、お昼ご飯等食料と水は多めに準備するか、八代市内でそろえていくのがベストだと思います。
特にスケボーしていて一番大事なのは水です。周りのスケーターも2Lペットボトルの水を持って来ている人をよく見かけます。スケートボードをしていると大量の汗を流すので、暑くなるこの先の時期は特に脱水症状には気をつけてくださいね。
また、これからの時期は上半身の着替え、下着とTシャツ一枚ずつ持っておくといいと思います。公共交通機関を利用するときに匂いを気にすることなく帰ることができます。
スケボーの後は、日奈久温泉で汗を流す。
日奈久は温泉が有名です。スケートボードをした帰りに温泉に寄って帰るのをおすすめします!
僕が訪れた温泉は日奈久温泉 松の湯という温泉です。至ってシンプルな銭湯で、入り口の窓を開けて料金を支払います。

色あせた暖簾に歴史を感じずにはいられない。
中に入ると仕切りもなく、木のロッカーがあった奥に二つ湯船があるのみでした。今となっては珍しく、シャワーもなく、湯船のお湯を使って体を洗って入るシステム。
この温泉は偶然見つけました。バス停まで歩く途中に地元の方が温泉セットを持って帰ってきている姿を発見して、「あ、もしかしたらこの先に温泉あるかも。」と思って先に進むと、風情のある温泉に到着。やっぱり地元の人が通っている場所にこそ隠れた良さがあったりするものですね。
毎日来ているという地元の方とお話をしているとどうやら日奈久の中では一番質のいい源泉を持っている温泉だそうで、県外からもたくさんの旅行客が訪れるそうです。
SNSの普及で地元の人よりも外部の方が多いという話には驚きました。料金も200円と格安で汗も流せて、地元の方ともお話ができてよかったです。

行けなかった金波楼
まとめ
というわけで今回は日奈久にあるスケートボードパークに足を運んでスケートボードを楽しんで来ました。
大学生にとっては少し遠い場所にあるので、なかなか行く機会もないですが、たまには福岡と真逆の方向に行ってみて、八代観光と併せて行ってみるのもいいかもしれません。
日奈久はちくわも有名で、今回見ることができなかった建造物や焼き立てのちくわを食べることができるお店もあるので、是非行ってみてください!!こうすけでした!

ふっちー

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