実践から浮び上ったリアルな面接準備|キャリアコンサルタントが採用面接試験を受けてみた!~就活指南~
こんにちは。キャリアコンサルタント石松衣美です!
実は私、数か月前に採用面接を受けました。
フリーランスになって6年目。有難いことにいただく仕事は紹介で、ほぼ面接はありません。あったとしても顔合わせ程度です。
今回は知人から新しい仕事情報を教えてもらい応募することにしました。
6年ぶりの採用面接。面接後の感想は「面接って難しい!!」。学生の皆さんはこれを何社も受けて頑張っているんだと大変さを実感しました。
それと同時に、就活相談では学生さんの身になって話を聴けていただろうかと、自分の仕事を振り返る貴重な経験をさせてもらいました。
そこで今日は、皆さんの参考になればと、私が採用面接に向け準備したこと、面接後の反省点を書きたいと思います。
目次
【採用面接に向け準備したこと】
※私が面接を受けたのは企業ではありません。企業、新卒採用の場合を( )に書いておきます。
①仕事に生かせる経験・強みの整理
●以前作成した職務経歴書に、最近の仕事を書き加える。
●応募先の仕事で活かせることは何か。経験・強みを2,3つノートに書き出す。
(学生時代に頑張ったこと、印象に残っている出来事を整理し、強みを見つける)
②応募先の過去・現在・未来を情報収集
●過去:創立年、創立の経緯、これまでの歴史
●現在:代表者(社長)の名前・メッセージ、理念、事業内容、特色ある事業、仕事内容、サービス対象者(顧客)、求める人物像、仕事で求められること
●未来:将来のビジョン、今後の事業計画
私はこれらをHP・求人票で調べました。新卒採用の場合は、インターンシップ、会社説明会、OB・OG訪問で情報収集できます。
③自己PRを作成
●①②をもとに、求める人物像、仕事で求められることに合致するものを1つ選ぶ。
●自己PRを作成。
(求める人物像に合うエピソードを選び、自己PR・ガクチカを作成)
面接では限られた時間の中で、自分のことを伝えなければなりません。あれもこれも話すと印象に残りにくいです。
また、自分が伝えたいこと、自信があることを話しても意味がありません。
面接で抑えるべきポイントは、アピール内容を1つに絞ること、応募先が求めていることに合わせて話すことです。
「他に何かありますか?」と聞かれた時は、①で整理した2つ目、3つ目を話せるよう準備しておきます。
④志望動機を作成
●応募しようと思ったきっかけ、②から応募先の魅力に感じた点、仕事でやってみたいことをノートに書き出す。
●志望動機を作成。
新卒採用の場合は、「インターンシップ、会社説明会、OB・OG訪問でここに魅力を感じた」と語ることもできます。
⑤よく聞かれる質問で話す練習
●志望動機、自己PR、これまでの職歴(ガクチカ/勉強、サークル、アルバイト、ボランティアなど)を練習する
●最初に結論を話す。簡潔に1分半を目安にまとめる。
⑥逆質問の準備
●「実際にここで仕事をすることになったら」と想像し、事前に知っておきたいこと、気になることをノートに書き出す。質問を2、3つ準備する。
応募先に興味があることを示すために、必ず質問は準備しておくのがよいです。
⑦業界の最近の動向・これからの展望を情報収集
私は日頃から仕事に役立てるため、新聞やネットで気になるニュースがあればノートに書いています。面接を受ける前にこれを読み直しました。
新卒採用の場合は、インターンシップ、会社説明会、OB・OG訪問で情報収集できますが、業界新聞・雑誌、業界団体HPでも調べると良いです。
【面接後の反省点】
●緊張とプレッシャー。平常心で臨むのは難しい。
●質問に的確に答えられなかった。準備していたことを話してしまい、終わった後「聞かれたのはそこじゃなかった」と気づいた。
結果は採用となりました。
【まとめ】
私は1週間前から面接準備を始めましたが、それは、私が強み・経験の整理ができていて、面接のポイントを熟知しているから。
学生の皆さんがこれを1週間で準備するのは難しいです。
やはり、就活は早目に準備を始めること。
大学3年生の夏・秋ごろから、自己分析に取りかかり、インターンシップで企業・業界の情報を集める。
その蓄積が自分らしい自己PR、説得力ある志望動機に繋がっていきます。
就活生の皆さん、応援しています!
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