3月エントリー間近|まだ間に合う!おすすめ自己分析ツール~就活指南~
こんにちは。キャリアコンサルタント石松衣美です!
3月エントリーまで1か月を切りました。就活準備はいかがでしょうか。
「まだ何もやってない」「何から始めたらよいかわからない」という方は、「急がば回れ」。慌てずに自己分析にしっかり取り組むことから始めてください。
自己分析が不十分なまま、エントリーシートを書いても深みのないものになってしまいます。
「私の長所、短所、頑張ったことは、これだ!」と迷いなく書くために、自己分析でその材料を見つけましょう。
そこで今回は、おすすめの自己分析ツールを紹介したいと思います。
【おすすめ自己分析ツール】
1.キャリアプラン作成補助シート(学生用)
こちらはジョブ・カード制度総合サイト(厚生労働省)に掲載されています。
これはキャリアプランニングツールであるジョブ・カードを完成させるため、自分のことを整理する補助シートです。それが就活の自己分析にも使えます。
強み・弱み、個性、仕事を選ぶ上でのこだわり(言い換えると、就活の軸、会社選びの基準)をキーワード一覧表から見つけることができます。
さらに、そのキーワードを選んだ理由、こだわりに影響を与えた過去の経験など、補助シートの質問に沿って答えていくと、強みやこだわりを裏付けるエピソードも整理できます。
これらを基にエントリーシートのベースを作成することができるのです。これは補助シートには書かれていませんので、以下に例文を示しておきます。
自己PR「私の強みは〇〇です。それは××だからです。」
志望動機「私の就活の軸は〇〇です。大切にしたいと思うようになったのは××を経験したからです。貴社は、私の就活の軸に一致したので志望しました。」
2.ライフラインチャート
ライフラインチャートは「人生曲線」とも言われ、人生の波を曲線で描きます。
日本キャリア開発協会HPに自分を振り返る方法として「ライフラインチャートを描いてみる」が紹介されています。
こちらの説明だけではわかりづらいかもしれません。私が作ったライフラインチャートの例と、より詳しいライフラインチャートの活用法を書いておきます。
横軸は年齢。縦軸は満足度の高さ。
①各年代毎に印象的な出来事を書き出す。
②満足度の高低を曲線で描く。
「充実感があった」なら満足度「高」に、
「ひどく落ち込んだ」なら満足度「低」に、曲線を上下に描く。続いて③と④の質問に答える。
③満足度が高かった出来事の共通点は?周りの人・環境はどうだったか?
満足度が低かった出来事の共通点は?それをどう乗り越えたか?④印象的な出来事を振り返ってみて、自分の強み、得意なことは何だと思うか?
例えば、満足度が高い時の共通点が「チームで頑張った」なら、一人でやる仕事よりも、チームワークが重視される仕事が向いているのかもしれません。
満足度が低い時の共通点が「自分を認めてもらえないこと」なら、頑張りを褒めてくれる先輩や上司がいる、明確な評価制度がある会社を選ぶ。それが就活の軸になるかもしれません。
3.積極的解釈で自己分析
最後は、私が最近読んた本の紹介です。もともと就活のために書かれたものではありませんが、「これ1冊で就活の自己分析ができる!」と私は思いました。
その本は『それ、勝手な決めつけかもよ』
著者曰く「自己解釈本」。積極的自己解釈で自分らしい生き方を考えようと、自分の過去・現在・未来を前向きに解釈するワークがいろいろ書かれています。
「学生時代何もやってない」「アピールするものが何もない」と思っている方へ。
それは、あなたの勝手な決めつけかもしれませんよ。興味があったら、ぜひこちらの本を読んでみてください。
就活生の皆さん、応援しています!
石松衣美ブログ
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